このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

気候

寒い。早ければ10月には初雪が降る。本格的な冬は日が短くなってくる11月下旬から。比較的晴れの日が多いものの、年によってはどんより曇った日ばかりのときもある。
一番寒い日の最低気温はマイナス20度ぐらい、最高気温はマイナス10度ぐらい。こんな日が数日続くと、ドナウ川の表面も凍り始める。ただ、こういった日は長くは続かず、ドナウ川が完全結氷することは稀である。平均的には札幌と同じぐらいの寒さだ。
日も短く、寒いので観光客は少ない。でも、オペラやコンサートは冬こそ本番なので、毎日なにかしらを上演している。そういう意味ではいいシーズンかもしれない。ただ、街を歩いたりするには寒い。
雪のブダペストはきれいだが、積雪が50センチを越えるような日は少なく、そんな日は交通は麻痺する。
3月に入るとずいぶん暖かくなってきて、春が近いと感じさせる。
春になるのは4月の後半から。花が咲き、緑も鮮やか。美しい季節だ。ライラックの花が咲き、5月の後半には、まちじゅうの街路樹から白い綿毛が飛出し、雪が降っているようになる。
気の早い人は既に日光浴を始めたりもする。春は短く、すぐ夏になる。
6月の後半から暑い日はあるが、本格的に夏になるのは7月になってから。ただ、学校も6月の初めには休みになるので街は6月頃から夏の雰囲気になる。
日中は暑く、最も暑い日には40度近くまで気温が上がる。天気は安定しているし、日差しも強烈。すぐに日焼けしてしまう。公園やプールには人が繰り出し、日光浴をしている。
ただ、夜は涼しく、しのぎやすい。8月に入ると夜は寒いぐらいになるので、上に羽織る物は必携。
観光客も多く、観光客をねらった軽犯罪も少なくない。用心しましょう。
8月の終わりには夏も終わりを告げ、すっかり秋めく。街路樹は黄葉するが、やはり日本のほうがきれい。 どんどん日が短くなっていき、あっという間に冬になってしまう。
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