このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください
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治安
社会主義時代は外の世界からは閉ざされていたものの、外国人旅行者にとっての治安は非常によかったいいます。
89年以降、だんだんと治安は悪化しています。特に軽犯罪は非常に増えました。
観光客が被害に遭う例として、
- スリ:
- 特に地下鉄車内や駅構内、バスや路面電車の中などで被害に遭うことが多い。
具体的には、地下鉄の長いエスカレーターで昇降中に背中に背負ったデイパックを開けられる。荷物は背中に背負わず、前で抱くようにするのが基本。
電車の中で急に自分の周りだけ混雑したと思ったら、すぐに次の駅ですいてしまった時などはもうすられている可能性が高い。後で考えると、妙に押されたりしたのが非常に不自然だと思う。スリは集団でカモを襲う。やばい雰囲気を感じたら、その場を去ること、また乗り物ではできるだけ座ること。
公衆電話や店・レストランなどでふと荷物を側に置くと置き引きされる。荷物からは目を離さないこと。 - ニセ警官:
- デアーク広場附近や、ブラハルイザ広場附近、国鉄駅などでよくあるという。いかつい感じの男が「警官だパスポート見せろ。それから所持金の検査をするから財布もだ。」と、強い語調で言ってくる。私服とは限らないし、証明書のようなものも見せる。そして、検査と称して金を受け取るとそのまま逃げ去ったりする。10万円単位で盗まれたという人もいた。
警官には所持金検査をするような権利はない。もし本当の警官だったとしても、警察署まで行くのが筋だと主張すること。しかし、本当の警官がブダペストなどの観光地で観光客に尋問することはほとんどない(真夜中などは別だが)。まず、こういう奴等を相手にしないことが肝心だ。 - 暴力バー:
- いかがわしい店で知り合った女の子が行きたがるバーなどでは法外な請求をされることがある。数年前にも外国人観光客に150万円ほどの請求をして、営業停止処分になった店のことが新聞を賑わわせた。金がないというと、裏の部屋に待ち構えているヤクザな輩が出てきて、無理矢理払わされてしまうという手口。こういう店には行かないようにするしかない。
- 睡眠薬強盗:
- ハンガリーではあまり聞かないが、ないことはないらしい。特に客の少ない夜行の国際列車では注意すること。国内の夜行列車(郵便列車)は暗いが、あまり危険という感じではない。
- スキンヘッド:
- 残念ながらハンガリーにも少なからずスキンヘッドやネオナチと呼ばれる若者がいて、外国人というだけで襲われることがある。が、まだブルガリアほど深刻な問題ではない。彼らは集団でしか襲ってこないが、集団になると何をするかわからないので用心にこしたことはない。
- 痴漢:
- いないことはないという感じ。ただ、日本とは親愛の情の表現方法が違うので戸惑うこともあろう。キラーイ温泉などでは、日本人男性は同性愛者にねらわれやすいので注意。
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