このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
日本国籍の人はパスポートさえあれば3ヶ月までの観光目的の滞在は認められている(入国時にパスポートが6ヶ月以上有効でないといけない)。
ビザが要らなくなったので、行きやすい国になった。ユーレイルパスも使える。ウィーンからの日帰りも可能だが、疲れる。せっかくだったら泊まってください。
日本から遠いハンガリーへは飛行機で行くのが手っ取り早い。関西空港へのハンガリー国営航空(マレーヴ)の就航が噂されて久しいが、お金がないらしく、なかなか実現しない。
そこで、現時点で一番便利なのが、オーストリア航空と全日空の共同運航便でウィーンを経由する方法。日本からウィーンが13時間ほど、ウィーンからブダペストが1時間弱。乗り換えを含めても最短14時間ぐらいで行くことができる。朝出て当日の夕方には着く。
もちろん、主なヨーロッパ系の航空会社はブダペストに乗り入れているので、モスクワやヘルシンキ、ロンドン、ローマなどを経由してブダペストへ入ることもできる。要は、ハンガリーのみが目的地なのか、それともそれ以外の都市も絡めるのかによって自ずから決まってくると思う。
あとは、財布の中身。安く行きたいならやっぱりアエロフロートだろうか。それ以外の航空会社はあまり運賃に差がない。オフシーズンで8万円から10万円。ハイシーズンで13万円から18万円程度か。
直接飛行機でハンガリーへ入る以外には、鉄道・車(バス)・船がある。ルーマニア・スロバキアからの入国については
周辺の国々
を参照してください。
オーストリアからは鉄道が便利。ウィーンからはブダペストまで3時間程度。ショプロンを経由するようにしても面白いかもしれない。鉄道料金はウィーン〜ショプロンとショプロン〜ブダペストを分けて買ったほうが安い。
ウィーン空港(シュヴェヒャット空港)からならバスが便利。1日4便。所要3時間半。
詳しい時刻表
はこちら。左から2番目の[Austria]をクリックしてください(うまくいかない時は、「西ヨーロッパ言語」か「中央ヨーロッパ言語」にエンコードを設定してから表示させてみてください)。
私も以前オーストリア航空で日本からダマスカス(シリア)までの往復航空券を買い、帰りにブダペストに寄ったことがある。その時はダマスカスからの飛行機が到着した20分後にブダペスト行きのバスに乗ることができた。もちろん、往路でのウィーン乗り換えの時にバス停の場所は確認しておいた。ウィーンの空港は出入国の審査がゲートごとなので、飛行機から降りる時にがんばって早く降りればすぐに外に出ることができる。
もちろん、ハンガリーまで日本から陸路で行くことも可能。
主なルートは以下のとおり。
日本−(船)−ナホトカ−(鉄道)−モスクワ−ブダペスト
日本−(船)−中国−(鉄道)−モスクワ−ブダペスト
日本−(船)−中国−(ウルムチ・カシュガル経由)−パキスタン−イラン−トルコ−ブダペスト
日本−(船)−中国−(チベット経由)−ネパール−インド−パキスタン−イラン−トルコ−ブダペスト
陸路の場合、いくらでもバリエーションは考えられるが、現在陸路のみでヨーロッパへ行こうと思うのならこれぐらいが現実的か。
中国から中央アジア方面を通る方法も考えられるが、どこまで行けるのか分からない。
陸路の場合、最低片道2週間ほどかかる。交通費自体は思ったほどかからないが、食費や宿泊費、ビザ代など交通費以外の出費も少なくなく、それなりにお金はかかる。でも、時差ぼけもないし、楽しいこともたくさんあるはず。
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