このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
ハンガリーにはGYSEV(ジュール・ショプロン・エーベンフルト鉄道)以外には私鉄がありません。 唯一の私鉄のGYSEVは、私鉄ではあるけれど、ハンガリー国鉄と全く料金体系が同じで通しの切符を買っても加算されるわけではありません。 というわけで、私鉄の存在は気にせずに話を進めます。 国内の乗車券の料金は安いといえます。通貨の下落率に応じて毎年値上げされます。実質でも徐々に高くはなってきていますが、それでも安いです。
例えば100Kmまでの運賃は300円ぐらいです。デブレツェンという200Km以上離れた町まで特急で行っても800円程度。
これでも以前に比べると高くなりました。
特急券の必要な列車はインターシティや国際列車です。急行券はありません。
インターシティは特急券に座席の指定がしてあります。そのほかにも一部の列車で全車座席指定というのもありますが、基本的に座席を予約する必要はありません。夏休みなどで混雑する時は座れないこともあるので心配な方は予約してもいいでしょう。といっても、ハンガリー国内は移動時間もたいしとことがないので我慢できないことはないでしょう。
大きい駅ではコンピューターによる発券なので、手間もかかりません。国際切符のオンライン化は立ち後れていていまだに予約の確認に時間がかかり、料金の計算は時刻表と首っ引きという状態です。近い将来これも改善されることと思います。
小さい駅では硬券切符もよく見られます。ただ、料金が度々改定されるので、ボールペンで修正してあることが多いです。
車内補充券も種類が多いですが、どれもくたびれた感じです。
目的によっては更にお得な切符もあるので紹介しておきます。
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