このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください
|
ブダペストの土産物屋
ハンガリー土産というと、民芸品に、ヘレンドやジョルナイの陶器、ピックのサラミやワインなんかがあります。
どこで買うかによって値段は全く違います。もちろん安い物には安いなりの理由があるわけですが、高い物には理由がない場合もあるので注意が必要です。
陶器
ヘレンドもジョルナイも地下鉄3号線のFerenciek tereからヴァーツィ通りに向う道(Kigyo u.)に店を構えています。ヘレンドを買うにはそれなりの出費の覚悟が必要です。ヘレンドの陶器を買いにヘレンドの村へ行っても値段は変わらないようですが、ジョルナイはペーチの直営店で二級品も売っているのでこれなら安く買うことができます。
また、骨董屋でもヘレンドやジョルナイを買うことはできますが、偽物をつかまされることもあります。その点、直営店は安心できます。ヘレンドは日本のデパートでも買えるので出発前に下調べしていくのもいいと思います。
民芸品こればかりは正規の値段があってないような物なので、高いか安いかは自分で判断するしかありません。
でも、一般的にはヴァーツィ通りや王宮の丘の土産物屋で売っている物は量産品で質もいいとはいえない上、高いと思ったほうがいいでしょう。もちろん例外もありますが。
それよりは、ヴァーツィ通りの南端にある、中央市場の二階の土産物屋をお勧めします。同じ物でも安い上、こちらは値引きができます。
春や夏の祭にはたくさん露店が出ます。そんなところでは結構安く、いい土産物が買えます。特に、春のターンツハーズの祭典や、メーデー、8月20日の祭の日などは田舎から民芸品を売りにおばさんたちがやってくるので見ているだけで楽しいです。祭以外の日に露店で売られているような物を見たいという人には、PORTEKA(ポルテーカ)という店がお勧め。西駅から少しマルギット橋のほうへ歩いたところにあります。とても狭い店ながら、痒いところに手が届くような品揃えです。ただ、カロチャの刺繍などいわゆる「お土産物」は置いていません。
行き方は西駅からドナウ川の方向へ歩きます。向って左側、住所はSzent Istvan korut 23です。建物の中に入って中庭に面したところにあるので少しわかりにくいかもしれませんが、入るところにショーウインドウがあって、民芸品が飾ってあります。入り口の上には下のような看板もありますので目印にしてください。
店の主人はハンガリー語とドイツ語しかできません。また、この店で売られている物についている値札は、十分安いと思ってください。基本的にはそれ以上安くなりません。品物はどれも信用できます。
上記の店は閉店しました。大変残念です。
ワイン、その他食料品ハンガリーのワインといえば、トカイの貴腐ワイン(トカイアスー)が有名です。独特の甘さがその魅力で、甘いほど値段が高いという物です。甘さはPuttonyosという言葉で表され、数字が大きいほど甘いです。Puttonyは籠のことで、貴腐ワインの元になる貴腐状態のブドウが何籠入っているかで値段が異なります。
貴腐ワインにも種類があるそうで、数十年に一度しか出来ないという物などは随分高いですが、それ相応の味です。瓶の細工も値段に関係してきます。普通のワインでいいんだったらスーパーで買えばいいのですが、高いワインをと思うなら、ワイン専門店に行く必要があります。ヴァーツィ通りの周りにはそういう店が何軒かあります。
貴腐ワイン以外のワインもおいしいのですが、Egri bikaverという赤ワインは特にお勧めです。さっぱりしていてのみ安く、後味もいいです。日本でも買うことはできますが、たいてい味が変わってしまっていて、全然おいしくありません。その他にも種類はたくさんあるので、色々と飲み比べてみてください。食べ物でお土産になるような物はあまりありません。強いて言えば、サラミぐらいでしょうか。Pick社のサラミは非常においしいです。スーパーで売っています。
お土産になるようなお菓子はKonyakos Meggy(コニャコシュ メッジ)という名のチョコレートぐらいでしょうか。チョコの中にコニャック漬にしたサワーチェリーが入っているという物です。
ハンガリーの素敵な情報へ戻る
ホームページへ戻る
このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください
|