昭和56年以前の旧基準による建物が、ものの10数秒で倒壊しちゃっています。これでは逃げる時間が確保できません・・
では、それ以前の全ての家屋が倒壊したかと言うとNOである。また、56年以降の家屋が1軒も倒壊していないかと言うと、それもNOである
建築基準法的には法の基準を満たした建物とは
「絶対倒壊しない構造の家ではなく、逃げる時間が確保出来る構造の家」
と言った方が合っていると思う。
次回は、実際どんな家が地震に強いと言えるのか?を自分なりに書いてみたいと思います。
参考までに
日本建築防災協会
のHPに「
我が家の耐震チェック
」という診断ソフトが紹介されています。ダウンロードは無料ですので、試してみてはいかがでしょうか?
こんな感じで、間取りを打ち込みますと、実際に家のイラストがグラグラ揺れます。
入力する設定はちょっと細かいのですが、ちゃんと入れますと変心率など、かなり現実性の高い診断をしてくれます。
また、下のように詳細結果が出てきて、改善方法なども紹介されます。