このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
美濃焼の産地が幾つかある土岐市は南北に長い市域を持ち、南端部にはかつての中馬街道である国道363号線が通っている。かつては瀬戸方面と明智とを結ぶ国鉄バス中馬線が走っていたこともあり、今でも東鉄バスが多治見駅前から土岐市の国道363号線沿いの街を結んでいる。そのバスの終着である曽木中切バス停の周辺は意外と開けていて、土岐市役所曽木支所の他、ガソリンスタンドや和菓子屋等がある。ところで、その曽木支所の隣に年代物の建物がぽつりと建っている。一見、廃屋とも感じられるけれど、入口からのぞくと、下駄箱にスリッパが整然と並べられているから、公民館に利用されているのかも知れない。
それでは、その建物を色んな角度から見てみよう。
建物の全景 独特なタイル地の玄関テラス 見てみると、玄関のテラスが前面に張り出している。公共の施設としては趣向のあるデザインだと思う。そのテラスの上にあるマークは何だろうと思うけれど、タイルによって整然と配置されていて面白い。
状態が良いテラスのタイル 北側は一変して木造 細かくテラスのタイルを見てみると、かなり年数を経た建物と思われるのに、保存状態が良い。よほど施工がしっかりしていたのだろう。また、玄関の反対になる建物の北側は一変して木を貼り付けた壁で、これもまた味わいがある。
その他の建物
曽木中切バス停のすぐ近くにある曽木郵便局の建物。民家風の屋根は、何とも素朴な雰囲気がある。局内には、近くの公園で撮影された力作の写真が飾られている。
曽木保育園の建物はプレハブ構造だけれど、周囲を緑に囲まれていて、まさに自然とふれあっている保育園だなぁと思う。
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