このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

特別付録
モルト型紙

オマケページへようこそ!!
こんなトコわざわざ見てるあなたは
PENがスキだね!!?
どうよ?

さて。
昔のカメラには、
光線漏れを防ぐために、スポンジ状の遮光材
通称「モルト」が使用されている場合があります。
コイツが実は曲者で、
年月を経ると劣化してべたべたになり
さらには風化して粉々になってしまい、
光は漏れるはカメラは汚れるは、
ろくなことになりません。
修理自体はカメラ屋さんでやってくれますが、
それなりの費用がかかるのもまた事実。

例えば。
「リサイクルショップでPEN-EEを¥3000でゲットしたぜー!!
シャッターとかは完動だけどモルトがぼろぼろだあー!
カメラ屋に修理に出すのも金かかってもったいないしなあ!」
という方は結構いらっしゃると思うのですよ。

そこで!
これを自分で張り替えたい!
機械的精度を要する工作ではないので、
自分でやるのもまた良し!!
という方の為にこのページを設けました。

実は。
今までに2機、裏蓋引きぬきタイプの
ペンを手に入れたのですが、
両方ともモルトが劣化していました。
そして、この底蓋のモルトがなかなか面倒な形をしており、
ちゃんとフィットするように切り出すのが厄介なのである。
しかも2機買ったという事は、
モルトの貼り替えも2回やったわけで、
それならいっそのこと、底蓋用の型紙を作ってしまえ!
裏蓋引きぬきペン全部に使えるし!
というわけで、こんなページを作ってみました。
でもまだ自分では使ったことないんですが(笑)

まずはモルトを用意します。
カメラ屋等で購入できますが、
要するに光を遮ることが出来ればいいので、
ふかふかした黒いものならなんでもOK。
黒い毛糸や習字の下敷きを
使用する手があります。

自分は100円ショップで購入した
すべり止めに使用する
のり付きスポンジシートを使用しています。
糸くずが出ないので、良いカンジ。
左が厚さ1mm、右のは厚さ5mmくらいです。
場所によって使い分けます。

ペンの底蓋には少し厚めのモルトが
使われているようです。
ここでは5mm厚の物を、半分の厚みに
スライスして使用しました。
型紙 を使って、A、B、Cパーツを切り出してください。
プリント時のサイズの調整は
各自工夫してください(笑)
参考になるようcm単位の目盛りをつけました。

240dpiでちょうどのサイズになるはずです。
良くわからない場合は、
型紙の端から端までが106mmになるよう、
コピー機等で拡大縮小してください。

最終手段としては、モニターに
トレーシングペーパー当てて、鉛筆でなぞるとか(笑)

Cパーツは単なる細切りでOKです。
ちょっと長めに切り出しておいてください。
古いモルトを割り箸、マイナスドライバー等で
除去します。

切り出したモルトを、こんな感じに貼ります。
(説明するまでもないですが。)
まずA、Bパーツを貼ってから、
Cパーツを長さを合わせて切断し、貼り込みます。

うまく行きましたか?
行かなかったらゴメンナサイ。

さて。
ホントは裏蓋上部が、軍艦部に食いこんでるところにも
モルトは使われているのですが。
書くと長くなりそうなので、ここではお茶を濁しておきます。
気が向いたらつくるかもです。
ヒントは「軍艦部を取る!」

では健闘を祈る!

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