このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

Vostok”Komandirskie”
潜水艦モデルその2

011122

旧ソ連・ボストーク製コマンダスキー。
中三針式、日付表示付き
17石手巻き機械式ムーブメント搭載。

多分ソ連製の時計の中ではいちばん有名な、
ボストークのコマンダスキーです。

同社製のソビエト軍潜水艦部隊向けの軍用時計と
同じモチーフで作られた、一般向け時計?のようです。
ホントのところはよくわからないのですが、
どうも軍用って訳でも無さそうなカンジです。
ぴかぴかやし。

ムーブメントとケース、指針は、
軍用のものと同じ物が使われています。
文字盤の潜水艦の絵も基本的には同じですが、
文字盤がもうチョット凝った造作になっています。

地板にはぎざぎざの横線が入りメタリックブルー、
数字はプレスで浮き出し加工されていて、
鏡面仕上げになっています。



潜水艦の絵も輪郭線が白、船体がダークグレーの
2色で印刷されていますね。



でもこの文字盤がぜんぜん見やすくない。
文字が鏡面なので、光を反射しない角度だと視認しづらいし、
文字がよく見える角度だと、
アクリル製の湾曲風防に光ががんがん反射して
やっぱり視認しづらい(泣)。



その文字も、なんか輪郭が微妙にでこぼこしていて、
いかにもソビエト仕上げです。

12時位置にはレッドスター。
文字盤は下が暗く、上が明るいグラデーションに塗装され、
横線が入っているところをみると
これはどうやら海面のイメージのようで、
なかなかいいデザインです。



でも、このグラデーション塗装、
単にエアブラシでシューってやってるだけなので、
文字の陰になるところ(文字の上側)に
色が回っていないんですな(笑)
そういうイーカゲンなところも好き!



あと、錨マークが、結構しっかりできててカッコ良い。
ただ、「17石」の文字が右に寄ってるのはなぜか?
元デザインの方では、『6』の字の上に錨マークが来ているので、
『17石』の文字を入れるスペースがないんだけど。
これはあるよね。

あと、向こうでは『4』の文字、
横棒出っ張らないのね。

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