このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

 国語日記 

『逆さま語』

 日本人は、「逆さま語」が好きである。日本語が表意文字である漢字を使うので、「逆さま語」が作りやすいということもあろう(英語では困難)。「パツキン」(金髪)、「ナーオン」(女)、「パーナン」(ナンパ)等、「逆さま語」はどちらかといえば不良少年や女子高生の用語の中に多いようだが、法律用語の分野でもよくある。例えば「慣習」と「習慣」、「容認」と「認容」の如きである。無論、これらの「逆さま語」の中には、中国語文法と日本語読みの兼ね合いでなったものから、単に逆さまにしてみただけのものまで色々あるのだろうが・・・

中島 健(なかじま・たけし) 大学生


目次に戻る

製作著作:健論会・中島 健 無断転載禁止
 
©KENRONKAI/Takeshi Nakajima 2000 All Rights Reserved.

 

このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください