このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください
鳳来寺口→三河大草
現在の状態(08年2月現在)
鳳来寺口駅(本長篠駅)
田口線の始まりとなるのは現・本長篠駅となります。一番左の線路およびホームが田口線乗り場となっていました。廃線後も残っているのですが飯田線が利用することも無く、駅舎に一番近いホームが使われていないという不可解な現象が起こっています。
無人駅なので自由に入ることができます。線路は錆錆で使われていないことが良くわかります。ちなみに本長篠の駅の隣には巨大な無料駐車場があり、この辺りの散策に便利です。
駅から出発し飯田線と共通の部位を通ります。国道の上を走っています。飯田線と共通の路線を使用していたようです。
ここから飯田線と分岐していきます。田口線は写真右下に向かって進んで行きます。結構な急坂です。現在は近所の家の物置状態。
このまま左にカーブしながら登っていきます。この辺りに昔踏切があったようです。田口線の踏切は3箇所しかなく、そのうちの一つがここのようです。
ここで国道151を越えていきます。この辺りは鉄道跡といわれれば、なんとなく納得できるかなぁといったくらいです。生活道路となっているので面影は薄い。
河津桜並木
国道を越えて進んでいきます。この辺りは河津桜並木と呼ばれています。旧鳳来町は河津町と友好関係にあったため、河津桜が寄贈されたものだそうです。季節によっては綺麗だったんでしょうね。
内金隧道
河津桜並木を越えると現れる初めのトンネルです。現在も生活道路として仕様されています。この先には住宅地があります。 トンネルをよく見ると電車で使われたランプなどが残っています。周囲の山を削っている辺りが電車用の雰囲気を漂わせます。
住宅地を抜けるとすぐに行き止まりとなってしまいます。この草むらの向こうに続いていたようです。 でも実は草が多いのは入り口のみです。突っ込みましょう。
すると線路跡にたどり着きます。結構簡単にいけます。
初めの藪を越えると後は歩きやすいです。倒木などには注意です。木は多いので先端まで行っても大井川橋梁はなかなか見ることが難しいですね。
大井川橋梁
田口線を紹介するときに必ずと言っていいほど出てくる有名な橋梁。鳳来寺に向かう県道沿いにありとても目立つためでしょう。こんなものが残っていることがとてもすごいですね。
橋梁の西側から撮影しました。とても高いところにありますが周囲は木で覆われているため恐怖感はあまりないです。
下を見ると結構高い。当然怖いと言えば怖い。それにしてもここにたどり着くためにはかなり大変。線路跡はわかるのですが木が生い茂っていて前に進めません。ジャングルみたいになっています。
このようにかろうじて人工物があるため線路跡とわかる。地面には道床として使われた砂利が残っているため、それをたどれば迷子になることは無い。 しかしジャングルみたいになっていて、線路跡以外の整備された林の方が歩きやすい部位もあります。
大井川橋梁から三河大草の間は土砂で埋まっている部分も何箇所かあり、機械が入れないようになってしまっています。とても歩き難く、崩れてもおかしくない状態であり結構危険。
三河大草に近づくほど歩きやすい状態になります。この辺りは車なんかも入ってきたりするそうです。
イノシシの罠です。季節を考えないととても危険な出会いに遭遇するかもしれませんね。
写真が逆光でわかり難いですが、コンクリートでできた巨大な物体。草に埋もれていますが、田口線のものですね。当時の写真にも同様のものがあります。 この辺りは25mもの高さになっていたようです。
三河大草の南にある大築堤は一部崩されています。台形の形をして見えるのは築堤の跡だからでしょうかね。
三河大草に南側は結構歩きやすいです。軽トラも入ってくることがあるようです。
三河大草駅
三河大草の駅に到着です。森の中にホームが残っていてとても良い雰囲気です。ホームの北側はスロープになっているようですね。
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