新美南吉と言えば誰もが小学生の時に読む「ごんぎつね」の作者ですがそれほど知名度は高く有りません.おそらくごんぎつねを読む時の年齢が若すぎて作者まで見る事は少ないことや,結核で29歳でこの世を去ったために作品がとても少ないことが考えられます.その南吉は自分と同じ愛知県出身と知ったのは大学生になった頃です.それからとても興味が有ったのですが,なかなか行く機会に恵まれず,ようやくゆっくりと見る時間がとれたので行ってみました.
この博物館は新美南吉生誕80年を記念して造られた博物館です.半地下構造でとても立体的なスタイリッシュな博物館ですが,展示内容はとても見応えのあるものでした.外からはただの公園にも見えなくはないですね.