このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

S.L. 西会津(6) 徳沢俯瞰


あるHPで、西会津町徳沢で俯瞰撮影した写真を見た。
徳沢駅東の線路と阿賀野川が写っている。人家は殆ど写っていない。

どこから撮影したのだろう?
地図を見ると、49線から入って鉄橋を潜ってすぐの右手に、山に登る道がある。
ここだと、林に隠れて、駅が写らない。ここか?

H16.04.29(晴)。

で、行ってみた。(早朝、最低限の仕事をしてからなので、自宅出発時刻は遅い。)

車は、舗装(と言っても普通車一台分の幅、切り替えし必要なカーブあり)が終わった
所の北側・空き地っぽい所に停めたて、歩き始めようとした。  

その時!

土地所有者っぽい’おじ(い)ちゃん’が、軽トラックで、追いかけて来て?
「そこは、茗荷を植えているから、車を停めるな。」と言う。
「どこなら良いか?」と問うと、「10m?下の南側の空き地は良い」と言う。

そこへ車を停めて歩き始めた。(多分 a.m. 11:00頃)

暫く登ると、別な軽トラックの’おじ(い)ちゃん’と、すれ違った。
私の目的・性格を見破ろうとする鋭い目つきだった。
幾つか分岐点があったが、全て左(北寄り)へ進んだ。

道の終りまで行ったが、あの風景は見えなかった。10数m上の稜線に登ると
別の道があった。そこからも見えない。別のピークに行ってみようと、その別
の道を下った。すると、今度は、竿サイズの棒を持った’おじ(い)ちゃん’に
会った。(山の様子を点検している様だった。)

今日は、3人もの地元の人生の先達に遭遇してしまった。しかも、三人とも、
私に好感を持っていない。

程なくT字路になった。登りの方へ行っても展望は開けそうにない。下りに
進んだ。少し下ると、最初の登り道に合流した。

 あの阿賀野川が入った俯瞰は、あきらめつつも、違う風景で俯瞰できない
 だろうか?もう一回最初の登り道を登った。線路が見える所はあった。

写真左1/6中央やや上が線路だ。
時刻は a.m. 11:45、まだセット完了してない時、
汽車は煙も音のなく通り過ぎた。

風景としても、面白くないので、まぁいいや。

天気が良く、気持ちの良いハイキングではあった。
しょうがない、椿でも撮影して帰るか?

 ユキツバキ(雪椿)

 椿(藪椿)に比べると葉も花びらも薄い感じだ。
 花は平らに開き、雄しべの花糸は、黄色で、
 根元まで分れている。

 椿が多雪地に適応したと考えられている。

 登り口の杉林の切れ目の空き地にあった花。

  
 グンナイフウロ(郡内風露) ??
 他のフウロに比し、花びらが細い。
 菊の様な葉。山梨県郡内地区で発見された。
 グンナイフウロの花期は6〜8月!?


職場の後輩が得た情報によると、阿賀野川の対岸の送電線鉄塔からも、
俯瞰撮影できるらしい。行って、確認してみた。

Mr. D.ENDOU、貴方の情報が正しかった!です。

返しは、高郷村西縁で俯瞰を撮るべく、帰路に着いた。




H16.05.03(曇時に晴れ間)、
 そのポイントに向かった。徳沢集落から、阿賀野川を渡り、緩い左カーブを
 周りきったあたりに、山を削った様な作業スペースがあり、その向かいに、
 鉄塔への山道がある。

山道を数分登って、稜線に出ると、鉄塔があった。一番下の鉄塔付近から
見ると、某HPで見たアングルだった。川が蛇行しているので、集落側から
撮った様に見えるが、対岸からだったのだ。

そのアングルには、徳沢駅や集落はほとんど入らない。SLファンの方は、
集落とかは嫌いな方が多い様だが、私は、集落を入れたい。少し登ると、
私の希望のアングルが開けた。

 近くには、ムラサキヤシオツツジが
 咲いていた。


もう少し上は、どうだろうと歩いてみたが、川が隠れて不満だ。

登る途中に、蕾状態から、
花の様に開く葉があった。
多分、朴の木。

汽車は20程遅れた。その間に、空は曇から薄曇に変った。
今日は、連休のサービスか?(某HPの写真に比べ)立派な煙だった。




 山道の入り口付近、広場の下は、
  桜が満開(散り始め)だった。


 ピンク色はやや薄く、新葉も見られるが、
 輪の様な樹皮だ。大山桜だろう。



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