只見町に入った頃から、天気は回復した。通過時刻の勘違いと、車の所要
走行時間の読み過ぎ(意外に流れが良かった)で、3時間も早く、着いた。
只見町の雪は、半端じゃない。集落につながる
細い道路の田圃側で、2.5m程(→)の雪の壁だ。
住宅側は、屋根からの雪で、さらに1.5m高い。
入叶津に分岐するT字路の角では、5〜6m
の高さだった。 |
かの橋梁は、第八橋梁と只見駅の中間地点にある。
撮影ポイントを探してみる。カーブ内側は、カーブ全体が、美しく見える。
しかし、カーブ内側には、橋梁保守のための通路が付いている。そこに、
雪の壁が出来ている。車輌の下半分が隠れそうだ。
機関車の動輪まで綺麗に撮りたければ、カーブ外側だ。しかし、カーブが
美しく見える所は少なく、地面が美しく見える所も少ない。
カーブの美しさか?機関車の美しさか? どちらを選ぼう・・・・・??
この橋梁初体験の私は、カーブの美しさを取った。
(実は、最初から、その予定で、田圃にも入れる様、ショート・スキーを用意していた。)
集落に入る道路傍らの除雪の塊の上、可能な範囲で橋梁に近く且つ高い
所から撮影した。只見の雪は、とても上質で軽く、ふわふわだ。
何もしてない所は、1m20cmは潜ってしまう。足場作りも容易ではないが、
天気も良いので、雪遊び気分で楽しかった。
(帰宅した時、テレビでは、大長山と安達太良山の雪山遭難のニュースが流れていました。)
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今日も、朝は雪で、第一、第三、第八の撮影は無理だろうと思っていた。
でも、こんなに天候が回復したし、ここまで来てるし、上りは第八にしよう。
第八の撮影者は、(朝の天候で あきらめてか?) 20数名と少なかった。
汽車を待っている間に、西の空は厚い雲に覆われて来た。
汽車通過まで、何とか持ってくれよ〜!
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青空ではないが、まだ、蒲生岳がくっきり見える頃、汽車が通過した。
汽車は、鉄橋付近で、(サービスの)迫力ある煙を出してくれた。
帰路は、第四までは、路上駐車で手持ちでなら、撮影できそうだったが、
止めた。早戸では汽車に負けたが、宮下でまた抜けたみたいで、宮下駅
直東のコンクリート橋を写せる252線の橋は、路上駐車で埋め尽くされていた。
路上駐車は止めましょう!
って、オイラも、主目的の所で満足できないと、するかも?
柳津あたりから、また雪がちらつき始めた。
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坂本駅直東で、帰り路の駄賃に
一枚撮影した。
C11君、引かれ者のくせに、良い
黒煙を出していた。しかし、バックも
黒っぽいので目立たない。 |
今回の撮影は、多少の不満はあれど、気分転換としては、最高!であった。
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