このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

只見線 H16冬 (3)


H16.02.08(豪雪→晴→雪)。
今日は、只見町叶津の叶津川に懸かる弓状の橋梁を撮る事に決めていた。
朝、只見町に向かっている頃は、50m先が見えないくらいの雪降りだった。
背景は写らないかもしれない。でも、近くの橋脚とC11くらいは写るだろう・・。

只見町に入った頃から、天気は回復した。通過時刻の勘違いと、車の所要
走行時間の読み過ぎ(意外に流れが良かった)で、3時間も早く、着いた。
 
只見町の雪は、半端じゃない。集落につながる
細い道路の田圃側で、2.5m程(→)の雪の壁だ。
住宅側は、屋根からの雪で、さらに1.5m高い。
入叶津に分岐するT字路の角では、5〜6m
の高さだった。

かの橋梁は、第八橋梁と只見駅の中間地点にある。

撮影ポイントを探してみる。カーブ内側は、カーブ全体が、美しく見える。
しかし、カーブ内側には、橋梁保守のための通路が付いている。そこに、
雪の壁が出来ている。車輌の下半分が隠れそうだ。

機関車の動輪まで綺麗に撮りたければ、カーブ外側だ。しかし、カーブが
美しく見える所は少なく、地面が美しく見える所も少ない。

カーブの美しさか?機関車の美しさか? どちらを選ぼう・・・・・??
この橋梁初体験の私は、カーブの美しさを取った。
(実は、最初から、その予定で、田圃にも入れる様、ショート・スキーを用意していた。)

集落に入る道路傍らの除雪の塊の上、可能な範囲で橋梁に近く且つ高い
所から撮影した。只見の雪は、とても上質で軽く、ふわふわだ。
何もしてない所は、1m20cmは潜ってしまう。足場作りも容易ではないが、
天気も良いので、雪遊び気分で楽しかった。
   (帰宅した時、テレビでは、大長山と安達太良山の雪山遭難のニュースが流れていました。)



今日も、朝は雪で、第一、第三、第八の撮影は無理だろうと思っていた。
でも、こんなに天候が回復したし、ここまで来てるし、上りは第八にしよう。

第八の撮影者は、(朝の天候で あきらめてか?) 20数名と少なかった。
汽車を待っている間に、西の空は厚い雲に覆われて来た。
汽車通過まで、何とか持ってくれよ〜!


青空ではないが、まだ、蒲生岳がくっきり見える頃、汽車が通過した。
汽車は、鉄橋付近で、(サービスの)迫力ある煙を出してくれた。


帰路は、第四までは、路上駐車で手持ちでなら、撮影できそうだったが、
止めた。早戸では汽車に負けたが、宮下でまた抜けたみたいで、宮下駅
直東のコンクリート橋を写せる252線の橋は、路上駐車で埋め尽くされていた。

 路上駐車は止めましょう! 
   って、オイラも、主目的の所で満足できないと、するかも?

柳津あたりから、また雪がちらつき始めた。

 坂本駅直東で、帰り路の駄賃に
 一枚撮影した。

 C11君、引かれ者のくせに、良い
 黒煙を出していた。しかし、バックも
 黒っぽいので目立たない。

今回の撮影は、多少の不満はあれど、気分転換としては、最高!であった。




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