このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
浅草岳 (只見沢登山口(=田子倉駅)から) |
H15.08.03(晴&薄モヤ)、
職場の同僚(小??姉さん)が、(何やら、優越感を持って・・?)薦めるので、
福島県の只見町/浅草岳(あさくさだけ、1,586m)に、行ってみた。
只見沢口 (田子倉口) 4.5 h! 8/03、晴 | 鬼ヶ面山の絶壁や田子倉湖等の 眺望良も、my 脚力は、give up! I 'll be back! |
道路地図(マピオン) 1/2.5万 地図:田子倉湖 、 毛猛山、守門岳 山・高原地図:15 越後三山 |
ルート 図 |
前日も諸般の用事あり、(予定より)起床が遅れた。 只見沢登山口へ行くには、(会津若松市からの場合) 国道252号線を、(只見町街を越えて)あくまで新潟方面へ向かう。 すると、大きな壁が、眼前を塞ぐ。田子倉ダムだ! 道は、右手を迂回し、ダムの上に進む。ダム湖に沿って進む。 チョット不安になる3つ目のカーブに、田子倉駅はあった。 駅の周囲には、人家は無い。 | |
すぐ先に、登山口への短い道路がある。 登山口に広い駐車場がある。裕に100台は駐車できそうだが、 ほんの数台しか駐車していない。正面に、目的の浅草岳が見える。 大手の登山口にはありそうな、トイレが〜!無い! 向かいに、(そこでバーベキュー等を楽しむ人の為の?)無料休憩所があった。 そこには、そこそこのトイレがあった。 用を済まして、登山口から登り始めた時は、8:00近くになっていた。 ![]() 只見沢口には、手頃(20分程?)な山懐がある。 沢を2つ渡る。2つ目の沢は、Y字路風で、大石の上を、もう一回左へ渡る。 続く道は、小さな川と合流していて(沢登りなのか?と)自信を失ってしまう。 | |
最後の水場(大倉沢)を過ぎ、登り続けると、やがて視界が開けてくる。 ![]() (←)後方に、登山口付近の田子倉湖、 左手前方に、鬼ヶ面山が見えて来る(↓)。 ![]() | |
![]() 鬼ヶ面山の絶壁が良く見える。 明らかに雪渓に削られた谷・ カールが見える。 | |
しばらく進むと、”鬼ヶ面眺め”なる少し広い所があった。 道の向こうを見ると、垂直な屏風岩に、引っ掻き傷が見える。 そこを動いている人影?が見える。 まさか、あんな所を登らされるのだろうか? 登らされるのだった。 その時、既に、軟弱な私の足は、余力を失い、 時刻は 11:00を回り、ジワジワと暑くなっていた。 細く急なジグザグ道を登り始めた。 田子倉湖は、全貌が見えつつあった。 ![]() ![]() しかし 目指す頂上とその稜線(写真左)は 視線より、まだ大分上だ。 | |
ヘタばって小休止。スイスイと降りて来た夫婦に、「頂上までどの位?」と 問うと「後1時間位だ。私達は6:00に登り始めた。水は大事にしろ」と言う。 私の脚力は、既に限界で、コーナー毎に小休止が必要だった。 30分程登り、また、降りてくる人に問うと、(私の疲れ切った様子を見て?) 「頂上までは、1時間だ」と言う。 後者が、私にとって正解だった。 | |
やっと、 やっと山頂に着いた。 案内杭に”浅草岳山頂 一五八五m”と書いてある。 え〜!こんなにヨレヨレになったのに、1600m無いんだ〜! ![]()
![]() 写真中央の黒い点は、 良く見ると、トンボの様だ。 | |
頂上で、ゆっくり休み、降り始めたのは、14:00.。 しかし、急な下り坂と私の過体重は、 既に”よれよれ”の私の太ももに、強い衝撃与え続けた。 滑ってしまった足を投げ出し、上の段の石に腰をおとしたまま、 小休止を取る事も数回あった。 下りは、〆て2時間くらいだろうと見積もっていたが、 もう歩きたくない足は、〆て3時間を要した。 登山口の駐車場には、私の車一台だけしか無かった。 もう、植物写真どころでは、なかった! | |
反省というよりは、敗北感的虚脱感。 それまで、高校3年の贅肉の無い体重よりは十数kgオーバーだったが、 6月末からの毎週末の山歩きで、10kg丁度のオーバーに減量されていた。 しかし、ニコチン&タール&アルコール&カフェインでコーティングされた 私の心肺機能と脚力は、さしたる進歩もできてない様だった。 (私と同じ様な軟弱で不健康な生活をしている方にしか参考にならないが =普通の方は、もっと、かなり早い) ・一応、タイムを反省してみよう(登りのタイムは大休憩タイムを入れてない) 田子倉登山口〜田子倉眺め: 1:30 田子倉眺め〜鬼ヶ面眺め : 0:50 鬼ヶ面眺め〜山頂 : 2:10 私の軟弱な足は、歩行2時間を越えると急にペースが悪くなる。 しかも、そこが、足場の悪い、過激な登りだった。 この最後の区間は、普通の人の2倍以上かかっているだろう。 下りは、〆て(休憩を含め)、3時間。 緩やかな下りさえ、もう歩きたくなかった。 ・コースとしては、 只見町の公式HPには、田子倉登山口 3:00、入叶津登山口 3:30 と 書いてあった。浅草岳は初めてなので、時間の短い方から登ってみた。 入叶津から登った方が、距離は長いが、その分、なだらからしい。 自分の体重を垂直上昇させる事が苦手な私は、むしろ、入叶津から 登った方が、所要時間は少なかったかもしれない。 他のHPを見ると、新潟県側から(鬼ヶ面山の北斜面を経由するコース)は、 近くまで林道があり、もう少し短い時間で登れる様だ。 ・総括的印象 何とか明るいうちに下山できたが、浅草岳は、現状の私の体重と脚力での 日帰り登山の限界のようだった。 当日夕方は、「 しばらく、この山は遠慮しよう 」 という気分だったが、 翌々日、こうして写真を整理していると、 (私なりに、登山っぽい事ができたかな〜という)充足感が湧いてきた。 | |
I'll be back ! |
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