このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

雄国沼・猫魔ヶ岳(1)



H15.07.12(雨 後曇り)

★★★☆
福、会
雄子沢口、
2.7h、7/12、
曇時に晴
山頂からの展望には、
表磐梯・裏磐梯の湖沼が、
アップで広がる。
道路地図(マピオン)
1/2.5万 地図:磐梯山
山・高原地図:11 磐梯・吾妻
ルート


  天気悪かったのに・・・、★★★☆??

雄子沢(おしざわ、海抜約 880m)から、雄国沼(おぐにぬま)湿原(海抜 1,090m)に入り、
猫魔ヶ岳(ねこまがたけ、1,404m)を経て八方台に出てみた。

朝方は雨だったので、出発を遅らせ、歩行開始は10:30だった。

 雄子沢登山口(桧原湖畔)
  道路向かいに20台前後の駐車場が整備された。
  しかし、季節なのでは完全に溢れていた。
  歩いて4分程の所に駐車スペースを見つけ
  駐車した(元々道路を戻る予定だったので)。  

 新緑の中の登りは緩やかだ。

 谷筋の登りなので視界は開けない。
 (ラビスパ裏磐梯からのパノラマコースは、
  尾根筋で、裏磐梯が良く見えるようだ。)

 花も、あまり無い。
 (道路沿いの方が、エゾアジサイ/ノリウツギ等が
   花盛りだった。

 カラマツソウ(唐松草)
  花弁は無いが、白い雄しべが花の様だ。
  葉は長径5〜30mmと小さくで、3出複葉。
  大きい葉は先端にクビレがあり、野球の
  グローブに見える。葉軸の分岐点に小托葉あり。
  (中央のツゲ様の葉は無関係)。 

  ミヤマカラマツの葉は長卵形の葉全体に、緩やかな鋸葉あり。
  モミジカラマツは、大きなモミジ様な葉だ。
 ヒメアオキ(→)
  緑の実が多かった。
  赤いのは越冬した実か?

 ?

(若いブナ?)の中、明るくなって来た。
稜線に近づいたか?




雄国休憩舎に着いた。

手前に赤い実があったが・・・ 
ミネザクラ(峰桜)
この木は高さ2m程だった。桜属は皆似たような
実を付けるし、アズキナシ(大木) も似ているが、
峰桜だ (春に花を確認した)

雄国休憩舎の前では、雲(霧)の切れ間の中に、雄国沼や、
猫魔ヶ岳
(写真左1/4、左端の山は手前なので高く見えるだけ)が、見える。
中央の小さな山は厩岳山、雲を被っているのは古城ヶ峰だ。




突き当たりのT字路
左は猫魔ヶ岳方面、右は湿原方面だ。
まずは、右へ進む。


湿原入り口にて。



湿原中央付近にて。
 ニッコウキスゲは、最盛期(他と同じく先週だったか?)を過ぎ、
 6割くらい残っている感じだった。




一応、アップを一枚撮影。

他には、トキソウが見られた。
コバイケイソウは目立たず。アヤメも終わっていた。



休憩舎戻り、昼食休憩をとった。
猫魔ヶ岳へ向かった時は、13:30になっていた。

しばらくは沼沿いの道で、アザミの群生、ウツボグサの咲き始め等
見られたが、急ぎの旅なれば、撮影は御免。

猫石に近づくと、道は粘土質で、急な登りになる。
振り返ると、雄国沼と、対岸中央に休憩舎が見える。


 クマノミズキ(熊野水木)
  葉が対生(左右同時に出る)している。
  花期は6〜7月。

  良く似た、ミズキは、
  葉が互生(互い違いに出る)し、
  花期は5〜6月。



程なく、猫石に着いた。
展望は良さそうだが(雄国沼の全貌が見えるらしい)
濃い霧のため、視界は全く開けなかった。



少し休んで、猫魔ヶ岳に向かった。




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