このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

鳥屋山 (1)



H16.04.18(晴)、鳥屋山とやさん、581m)へ、カタクリの群生を見に出かけた。

荻野口、1.3h
 4/18、晴
カタクリの大!群生。 道路地図(マピオン)
1/2.5万 地図:野沢 、柳津
ルート


とやさん” と読むようだ、標高からは、どうしても ’とややま’ と読みたくなるが・・。
本日の最低気温0゜!!、最高気温 25°。


 今日は、鳥屋山山開きの日( a.m. 9:00に荻野駅集合だったか?)だ。
できれば、山開きの日は(混むので)避けたかったのだが、日程の都合で、
今日の午前中しか行ける日がない(午後は仕事関係の所要あり)

 鳥屋山の登山口は、国道49線沿いの西会津町・別茶屋(越後街道・束松峠
降り口!)
と、県道16号線から少し入った高郷村・漆窪集落にある。
漆窪集落は、高郷村荻野から西へ、阿賀川を渡ってすぐ、左の細い道に入り
数分するとある。

 カタクリの群生地は、漆窪から少し登ったあたりだ。
a.m. 7:00 少し前に、漆窪集落に着いた。集落の手前に集会場があり、
普段は、登山客の駐車場としても供用されているが、既にイベントの準備に
来ていた人が、「今日は山開きイベントを行うので、駐車はダメ」と言う。

 「どこに駐車可能か?」と問うと、「橋を渡って直ぐの左手空き地は良い」と
言う。戻ってみると、なる程、10台くらい停めれそうな荒地があった。
駐車場から集会場までは、歩いても数分だった。


駐車場から集会場までの道でも、もう、花々が出迎えてくれた。
(カタクリも、既に、少しあった。)

(c.f.登りは、花々を鑑賞しつつ撮影はせず、下りに撮影し、登り順に写真を並べた。)

 ヤマエンゴサク(山延胡索)

 花の付け根の苞(=葉、写真中央)に、
 裂れこみがあるのが特徴。

 エゾエンゴグサの苞は裂れこみ無く、花も
 もっと房の様につく。

 ミヤマキケマン(深山黄華鬘)

 華鬘は仏殿の装飾の一つ。深山の名が
 あるが、深山ではなく、山地の河原や低地の
 崖に生える。

 茎がしっかり太く、キケマンと迷うが、分布地域が
 違うし、花の先端の赤紫の菱形が無い。

 集会場を過ぎ、漆窪集落を過ぎ、10分?程
 歩くと、右に鳥屋山を周回する漆窪林道が
 分岐するが、左へ道なりに進む。そこから、
 数10mで、登山口だ。数台くらいは路肩に
 停車できそうだった。

登山口から見えるピークは、第一展望台だろうか?



登り始めると、昔?農地だった様な所から、花々がチラホラし始めた。
が、閉じていた。

杉林が終わったあたりに、力水なる水場がある。


程なく、カタクリの大群生だ。登り(a.m. 7:30?)の時は、全て花は閉じていた。
山開きの設定が早すぎたのでは?と思ったが、そうではなかった。
下り(a.m. 10:30?)の時は、全ての花が開いて(反り返って)いた。
カタクリも、日照や温度で開くんだ〜!
(と言う訳で、花の写真は、全て、下りの時に撮影した。)




カタクリの群生の中に、白い花が

 アズマイチゲ(東一華)

 キクザキイチゲに似た花だが、葉はミトン形の
 手袋様で、花茎の葉は、だらりと垂れている。


同じ所にさいていた、同じような花。
しかし、葉の形を見ると、これは、
キクザキイチゲ(キクザキイチリンソウ)
だろう。


中には、花の近くは、東一華の葉で、
下の方は菊咲一華の葉の株もあった。
自然交配種?


見上げても、見下ろしても(↓)、凄い群生だ。




 少しだけ、アップで。





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