このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

二岐山 (4)



男岳から女岳への尾根筋は、痩せ尾根だ。一番狭い所は、人一人分だ。
両脇に潅木があるが、葉の隙間から地面を見ると、絶壁だ。足元注意!
尾根筋あたりから、山野草が目立ってくる。

 ユキザサ(雪笹)

 芽だしの頃の葉や茎は、山菜として
 食べられる。


マイズルソウ(舞鶴草)


女岳山頂は、丘状の藪の中で、はっきりしない。(↓)これかな?



少し行くと、山上結婚式記念なんてプレートが、アスナロの木に貼り付けて
あった。さらに少し行くと、急な下りで、視界が広がる。

 猪苗代湖と磐梯山。

 足元には、あの風車が
 見える。下山路のすぐ
 近くのようだ。

そこからは、転げ落ちそうな程 急な下りだ。全区間にトラロープが
張ってある。

チゴユリもあったが、パス。

おっ、ギンリョウソウ(銀竜草)の赤ちゃんだ(→)。
これは撮っておくか?

岩山分岐点近くになると、傾斜が緩やかで、ブナやナラの林になる。
分岐点が見えて来た。
あれ〜、2万5千分の1地図では点線なのに、とても広い道だ!



道路に出て、振り返る。



私が出て来たのは、写真左上から中央へだ。
ふむ、解った! 地図の点線は、中央から左上に向かう細い道だ。
手前の広い道は、風力発電所のために新しく造った道なのだろう。

新しい道は、(登山道に比べ)とても歩き易い。スイスイ歩けてしまう。

 ヤマオダマキ(山苧環)
  こんな低い所でも見れるんだ・・・。


 オニアザミもあったが、急ぎの旅なれば、御免!

林道の入口は、ここだった(↓)。



写真左の(上の)道標には、”天栄風力発電所”と書いてある。
今日は、手前の工事中の道路は走らず、さらに手前の道を迂回
(って言うか、それが元々の道)を走ってたんだ〜!


                      総 括

1.コースタイム
 私のタイムと、山渓の「福島県の山」にあったタイムを記す。
 女岳からの下りは急で、前日の雨で湿って滑りやすかった。
  トラロープはあるが、慎重にならざるを得なかった。
 岩山分岐点からは、(風力発電所のおかげで)とても良い道路だった。
出発地温泉登山口ブナ平男岳岩山分岐総計
到着地登山口ブナ平男岳岩山分岐温泉
my タイム1:120:470:441:140:364:33
山渓  .1:050:500:501:001:004:45

2.ここの魅力の70%は、男岳山頂からの360°の展望だ。福島県の主だった
 山のほぼ全てが見える。晴天の日に、もう一度来て、見てみたい。



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