このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

日光白根山(菅沼口) (4)



丸沼スキー場ロープウェイ山頂駅が見えてきた。鹿よけの鉄の網で囲んで
ある。ゲートを開けて(通った後、必ず閉めろと書いてある)中に入る。
まずは、右手に朱色も鮮やかな二荒神社が現れる。

バイケイソウ(梅蕙草)  ?
根生葉等、全体にコバイケイソウに似るが、
一つ一つの花が大きく、緑色が入り、開いて
いる。

コバイケイソウの花は純白で小さく、抱え形
くらいの開き方だ。


山頂駅から見たの白根山の山容も良い。



広場には、礫で作った花壇(ロックガーデン)がある。


コマクサ
 満開だった。

でも、凄過ぎ!
かえって、興ざめ?

 自生している花は、こんな(←)花が多いが、

 少し赤味が強いのもある(↓)。
 (肉眼では気づけない程度に)チョット傷んでいた。



(→)これなんか真っ赤だ。
なんか不自然な感じだ。


 (←)真っ白も
 あった。
 白は許せる?




時間がないので、とりあえずパス。
タツナミソウ系か?
ヤマハッカも似てはいるが、もう少し花は短く小さい。

花の手入れも、それなりに費用がかかるだろうから、
(ロープウェイ(往復¥1,800.だとか)を利用していない私は)
入場料代わりに、レストハウスでコカコーラを飲んだ。
(ついでに、用もたした。)

今日の2つ目の目的も終わったし、さて、出発。
鹿よけの囲いを出て、左に向かう。


 林の中に、ひっそりと六地蔵があ
 る。 地蔵菩薩は、六道(六つの
 迷界(地獄、餓鬼・・・人間、天)を
 輪廻転生する衆生を救う事から、
 六地蔵の信仰も生まれたらしい。

 高さは60cm程。 

北側の遊歩道を戻る。
北側遊歩道と南側遊歩道の中間にも自然探勝路があって、
そこでは、木陰等で光を放つヒカリゴケが鑑賞できるらしい。

北側遊歩道で見たこれ(↓)も、白くて光っている様にも見えるが・・




血の池地獄。
直径3〜4m程の平凡な水溜りだ。

言われてみれば、水がやや赤褐色だが・・・。

七色平(なないろだいら)。
湿地の様な草原だ。

 ハクサンチドリが多数咲いていた。

  山頂近くの礫地の草原に咲いていたのに・・・
  湿地気味の草原でも、咲くんだ〜!
白い花は

ミヤマカラマツ

葉は、小さな3枚の葉がセットになっている。

弥陀ヶ池への登りは、そう長くはないが、きつい登りだった。

峠に出た。
左手、座禅山(の山腹)経由)の道(坂は若干緩いか?)と合流する
今日の最終休憩地(最初の休憩地でもあった)・弥陀ヶ池が見える。



若干の休憩の後、下山した。

駐車場の車は大分少なくなっていたが、まだ数台あった。

帰り道の戦場が原で、道の両脇を埋め尽くしていたピンクの花が気になり、
三本茶屋に駐車して撮影した。

ホサキシモツケ(穂先下野)

 花が穂の様に咲くのでついた名前。
 落葉低木。
 北海道の湿った原野に普通に咲き、本州では
 戦場ヶ原や霧ヶ峰等の限られた湿原で咲く。

                      総 括

1.コースタイム

出発地駐車場弥陀ヶ池山頂山頂駅弥陀ヶ池総計
到着地弥陀ヶ池五色沼経由
山頂
山頂駅弥陀ヶ池駐車場
my time1:332:021:331:531:128:13
地図2:101:352:001:55?1:309:10

 弥陀ヶ池〜山頂は、時間がかかっている。(私が登りに弱い事もあろうが)
 五色沼畔でゆっくりしていた せいもあろう。

 a.m. 6:50 歩行開始、弥陀ヶ池で15分、山頂で34分、山頂駅で34分、
 弥陀ヶ池で16分休憩し、16:26駐車場着。

 車の走行は、会津若松から日光市街までは2時間だったが、登山口
 までは、3時間近かった。

2.日光白根山の王道は、菅沼登山口〜弥陀ヶ池〜西尾根〜山頂〜東尾根
 〜五色沼〜弥陀ヶ池〜菅沼登山口だろう。
  しかし、山頂へ行ってからでは、疲れもあるし、気持も抜ける。
 五色沼畔を楽しみたければ、最初に五色沼に下りるのが良いと思う。

3.丸沼スキー場ロープウェイ山頂駅、ロックガーデンのコマクサは
 (よく手入れしているからだろうが)凄過ぎだった。あまりの花盛りで、
 (人工的な感じがし) 少し、興ざめだった。

 高山の砂礫地の過酷な環境で、凛として咲いているコマクサのイメージが
 ・・・・・感じられない・・・・。
 でも、ロープウェイを下りてすぐ、手軽に鑑賞できるのは、良いかも。



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