このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

エチオピアまんじゅう



【エチオピアまんじゅう】の名は早くから知っていた。平成13年2度目の四国遍路、市野町道路
脇の看板を目にしていたからである。エチオピア、そもそも【まんじゅう】には無縁の固有名詞、
一度聞いたら忘れる筈もない。しかし御目見えするまでには、随分と時間がかかってしまった。

 市野町の宿から雪渓寺前の宿までの約40キロは、年寄の精一杯の距離。寄り道をする余裕
は無かった。脚力が落ち40キロの間にもう1軒、宿を挟むことによって【エチオピヤまんじゅう】
の探索が可能になった。 
 55号線を22号線に分かれることなく、その儘ごめん・なはり線を越えて進むと、左手に店舗
が見えてくる。(地図上の点線)
何故【エチオピアまんじゅう】と言うのか、その由来を訊いてみようと思っていたが、現物を見
たら口に入れることだけで、質問はトンと忘れてしまった。沈着と理性も、口と胃袋に押し切ら
れてしまった。
 【まんじゅう】は小振りだが色合いは真に艶々としていた。
以前色合いがエチオピヤを思わせるから【エチオピアまんじゅう】と教えられたが【まんじゅう】
を見てエチオピアを連想できるものでもない。これも2パックを購入、噛み締めながら甘味の
消えるまで、色々と考えさせられた【まんじゅう】ではあった。

CAN


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