このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

真沙旅館


電話番号:08802-2-0048
郵便番号:786-0006
住所:高岡郡窪川町東町1−8


コメント2
 窪は雨の降る状態を表す文字。だから窪川は雨がよく降るのだと先輩遍路に教えられた。
そう言われてみれば、雨に降られたことが多いような気がする。
雨の街、ロマンチックな香り漂う街か。

 七子峠を一心に駆け下りてJR仁井田駅を過ぎると、今度は「あぐり道の駅」がある。
いつも急ぎ駆け込んでは、トイレを一寸お借りするだけ。
ここに窪川町ならではの、生乳を使ったアイスクリームがあるとは知らなかった。

 37番札所 岩本寺を別格とすれば、降り続く雨を受け止め緩やかに四万十川に流し続け
るだけの、窪川の街とみていた。
聴くと見るとでは大違い。窪川町観光ガイドを見ると沢山の観光名所が載っている。

   高知県の無形文化財、400年以上の歴史ある興津八幡大祭。四万十川最古の沈下橋。浸っ
てみたい松葉川温泉。と色々あるのだが遍路みちを遠く離れ序にとは行かない。
少々の時間のあるぶんには、あぐり道の駅と窪川町立美術館に絞られるだろう。
美術館所蔵作品は中沢竹太郎、岡林流仙、今西中通也、などである。

 岩本寺門前の「まんじゅう」も悪くない。

カンカンラリー
行程表
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コメント1
見知らぬ土地で見知らぬ旅館を選ぶとき、旅人は真剣になるものである。
情報を唯一つ、同行二人[別冊]に求めるとき屋号、カタカナ、ひらがな、漢字、街全体の中
での場所等で決めねばならない。それでも何が理由で選んだのかは覚えているものだ。
なのに思い出せない。

久礼町大川橋を渡り七子茶屋に続くあの階段の途中で、転げ落ち腰を痛めたこと。このこと
が強烈に記憶され、これ以外のものを追い出してしまったのかもしれない。
だから記憶に無い。勧められる儘に連泊、町の病院で治療を受けた。
それ以来このお宿のお世話になっている。

『1日1組2人まで。これしか宿泊は受けない』を耳にしたので予約は早めにすることにし
ている。 部屋の窓を開けると眼下に澄んだ川が流れ、2月の水は冷たいだろうに、大きな
鯉が彩りよく群れている。この川水が四万十川に連なることを知り、四国の土地の高低差が
解らなくなった。
  近くを電車が走るのに、静けさが沸々としているのも不思議である。

カンカンラリー
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