このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
労研饅頭
此処に案内図はない。松山市坊ちゃん電車沿線のアーケード街、這入った最初の十字路の角に
あるのがこれ。【労研饅頭】店である。
仙人に近づいたへんろ3人、道後温泉から坊ちゃん電車に乗りJR松山駅方面に行った。
何処で下車したかは判らぬが、昼食はこのアーケード内の一角、トンカツ屋のトンカツで済ませた
ことは間違いない。仙人の頭にあるマンションには既に多くの空き室があり、トンカツの味とボリ
ュームに、労研饅頭の重さに満足、記憶力など霞の彼方へ消えていた。だから地図があっても場所
の確定は出来ぬままに終ったのである
アーケードで【労研饅頭】の看板を見たとき心がときめいた。「労働省研究開発の饅頭」が頭を
過ぎった。
まさかとは思うが、戦後労働者が内職用に研究、造り上げたまんじゅうか? 或いは別なる理由に
よる命名か? とは言え労研とは不思議な名前である。店は角地にあるだけに客の行き来は激しく
レジの仕事も忙しい。
漸く2種類のまんじゅうの購入が出来た。労研の由来を聞く間もなかった。2種類の饅頭、名入れ
の包み紙に鎮座ましましている方が【労研饅頭】と思うのだが定かでない。
左を正統な御萩とすれば、右の写真は餡子をご飯で巻いた亜流である。左を身嗜みのいい労働者
とすれば、右は一服する度にお臍の見える労働者かもしれない。
右の饅頭は、中のの餡子が見えそうで、見えそうで本当はこちらが【労研饅頭】かも……。
平成18年久万町での宿がとれなく内子町小田から松山市へ。菊間町まで電車の予定、時間がある
ので【労研饅頭】を買いに出かけたがとうとう探し出すことは出来なかった。
へんろ道を離れているので【労研饅頭】を口に入れる機会は少ないと思う。しかし果報は寝て待て
チャンスは向こうから遣って来る筈、饅頭に諦めはない。
(次回訪問、政務調査費による再食確認は必要欠くべからざるものであります。完全なレポートが
出来上がるまで味見を含めた調査は、何度でも行なうべきと考えます。
しかし政務調査としてはシャブシャブ同様、次元の低い問題です。故に沖縄の領収書を適用するこ
となく、ポケットマネーで調査の上、何れ皆様にご報告申し上げたいと思っています)
CAN
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