このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

泰山まんじゅう



 旧内海町から旧津島町に至る柏坂へんろ道。最短距離で繋ぐ国道56号線。2つの道がある。
【泰山饅頭】は56号線の道で売られている。嵐山隧道を抜けて暫く歩いた右側にある。
柏へんろ道を歩いて56号線を横切る地点からでも風林火山の指物ならぬ【酒まんじゅう】の
旗一つ、健気にも風にはためいている様が見える筈。
彼は100メートルと言うが、300メートルあると思われる。津島町の反対方向に歩くこと
になる。

 店内は簡単な食事ができ、コーヒーも飲める。酒まんじゅう目当てのお客も多い。品切れも
有るのだが、一服している間に蒸し上がったものが直ぐに並ぶ。熱いままで受け取れるのだ。
 昔ながらの酒まんじゅうが姿を消す時代、【酒まんじゅう】の幟を立て孤軍奮闘の図は、武士
の意地をも感じさせる。故に彼は300メートルを戻っても、その志を称えようというのである。
餡に押し切られたように口を開ける【酒まんじゅう】を見逃しては、糖尿の意地に関わる。
彼は力説するのだが、腹も身のうちなんだよな。

CAN


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