このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

たつえ餅



 19番札所立江寺山門の近くに店を構えている。行きも帰りも店の前を通るのだが初めての
へんろはその存在に気がつくまい。境内の入り口、山門を探すのに余念が無いからである。
次は20番札所鶴林寺。山門を出て右へ 丁字路に「御出でなさいまし」と構えているのが、
【たつえ餅】の親方である。下を向いて歩いたら其のまま店の中、親方の懐にに這入ってし
まう仕組みになっている。
 勿論、他の商品や赤飯までもがあるのだが、此処での一押しは、名物【たつえ餅】である。
「たつえ」は「立江」が由来しているのだとは思うのだが……。

 縄文時代の黒米で作った名物【たつえ餅】とある。
……日本古来の黒米を使用し、自然のやさしい色、風雅な香を大切にし淡白な味に仕上げま
した。合成着色料、合成保存料は一切使用しておりません。
黒米には、ブルーベリーと同じアントシアニンを含んでいます。
アントシアニンは、貧血や眼病の治療に有効である、という報告が出されています。
また黒米は白米に比べバランスのとれた栄養素が豊富です……
   以上は口上の請売りである)

 現物は写真の通り、黒米とは言いながら紫が美しい。(但し、名物だけに出来上がりは午
前10時、午後3時以降は完売。売れ切れを覚悟しなければならない。
口上よりも苦って旨けりゃそれでよし。そのまんま糖尿の笑顔である。

CAN


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