このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

トイレあってのへんろ道

≪国土交通省四国様のご尽力により、四国全域の
           ローソン様のトイレ利用が可能になりました≫

 『一番困ることは、何ですか』
この質問に『トイレ』と答える遍路が殆どであるという。
霊場から霊場への長丁場、数軒の部落を繋ぐへんろ道にあっては苦労する所である。反面賑や
かな都市にあっても苦労は同じである。特にご婦人にあっては、言い難いものであると言う。
勿論公衆トイレはあるものなのだが、必ずしも公園にあるとも限らない。
この度国土交通省四国地方整備局様から下記の連絡を戴きました。

  お遍路さんのトイレ使用に関して、四国内のローソン店舗はすべて
    OKをもらっています。
    (ローソン・総務ステーション 島田様に確認済み)

  
 四国内のローソン店舗のトイレ使用が、可能になった訳です。    

 数年前ガソリンスタンドとへんろトイレ使用の契約成立の情報がありました。現地での確認
を進めましたがスタンドの廃業、トイレを汚すことで契約は自然消滅の形でした。

 今回の契約で、都市部でのトイレ探しは安心できるものとなりました。この関係をより深め
相互信頼を確かなものにする為にも、お借りするトイレを汚さぬこと。またアンパン1つでも
ドリンク1本、お握り1個でも形で表すことだと思います。

 霊場、JR駅舎、漁港等にはトイレはあります。食堂、喫茶店は利用すればお借りできます。
地元の方々により山道に簡易トイレの設置もあります。来年の、再来年のこれから四国を巡る
遍路にとって必要大事なもの、お互い綺麗に使用しましょう。
今後ともトイレと遍路の係り合いを考え、必要な場所にトイレの実現を図りたいものです。


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