このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください





疑心暗鬼を呼ぶキャンペーン



エル・アルコン  2007年 1月31日





 「損」と言う意味は以下の通りです。

 本則の50000円で8000円と言うポイント還元の体系のみであれば、ある時点でポイントの還元を受けて、還元ポイントで走行することで新規ポイントを獲得できなくても、コストに差異はありません。しかし、ポイントの還元を受けた後で、還元率が異なった場合(2倍ポイントなど)、還元率が異なる期間に還元ポイントで走行した際のコストは、ポイントの還元を受けずに新規ポイントを獲得した時と異なります。(ポイント率が上がる場合=損となる)

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 確かに1000ポイント以上獲得すればあとは貯める意味はありませんし、いちいち面倒な還元手続きをしないで済むように自動還元サービスもあります。しかし、これまでの2年間、各高速道路会社は不定期かつ五月雨式に2倍、3倍キャンペーンを打っているわけです。特に最初の2倍キャンペーンが急遽延長になった際の印象が強く、ここで還元してキャンペーンを打たれたらどうしよう、と言う疑心暗鬼に囚われたことも事実です。

 2月3月のキャンペーンについては、おっしゃるとおり「救済策」という面もあることに気が付きました。ならば余計に「お早めに」というミスリードは厳禁であり、利用促進という意味では、「ポイント数があと少しの方に最後のチャンス」と販促するくらいのサービスがあれば、お互い丸く収まったはずです。

 航空会社のマイレージの場合、無料航空券による還元を受けても、たいていの航空会社ではそれ自体はマイル加算の対象にならないですが、同時期に別途購入した航空券にはマイルがつくため、キャンペーンの恩恵を受けることは可能です。しかし、こちらのマイレージは、還元モードに入った瞬間に「ペナルティボックス」に入ったようにマイルが溜められない期間になるため、会社の出方を読むことが重要になる点が違います。そういう特性を考えると、キャンペーンの打ち方などをもう少し考えてもらいたいのです。



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