このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください





田園都市線と大井町線の現状



かまにし  2007年 1月22日





 東急田園都市線の「減速ダイヤ改正」ですが、確かに今改正は緊急避難的な要素が強いとはいえ、致し方ないものであり、短期的な利便性はこの施策によって向上するだろうと考えます。

 というのも、私の周辺にいる東急田園都市線の住民によると田園都市線の平日8時台の朝ラッシュ時は列車が数分遅れただけでダイヤが乱れ、急行も途中駅からの種別変更などを余儀なくされるという状況だからです。このような状況では、せっかく東急田園都市線の沿線が他のJRや大手私鉄沿線に比べて高いブランド価値を有していても、それに冷や水を浴びせるような状況になりかねないわけです。もしこの施策によって上記のような混乱がなくなるのであれば、渋谷〜二子玉川間が各停化したとしてもそれによるマイナス要因よりも、圧倒的にプラス要因の方が上回るだろうと考えます。

 また大井町線の急行の話ですが、来年3月の段階ではおそらく上野毛の待避線は使用せず、旗の台だけで運用するのではないでしょうか。東急の発表を読む限りでは、来年3月の段階ではまだ二子玉川〜溝の口間の複々線部分は完成していないため、とりあえず二子玉川〜大井町間のみで運転を開始するようですし、そうであればなおさら二子玉川の隣駅である上野毛の待避線の必要性は薄いでしょう。もちろんそうは言っても、ラッシュ時の急行のさらなる増発のためには等々力の待避線建設が不可欠であり、毎時5本では力不足というのは、私も同感なところですが…。





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