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クリスマスのちょっとした工夫
KAZ 2007年12月25日
先日たまたまクリスマス連休に長野へ行くことがあったのですが、川中島バスがかわいらしいことをしておりました。
●バスにサンタさん・トナカイさん乗務
善光寺線(びんずる号)の一部便に乗務・車内で粗品プレゼント。
使用車両はバイオ燃料使用(企業協賛あり)。
サンタ乗務バス(専用車)
乗務中のサンタさん・トナカイさん
●営業車の回送運転時に「Merry X'mas」と表示(LED表示車)
ちょっとした遊び心と、設定変更が容易な設備を用いた工夫なのですが、これがなかなか効果的でして、サンタバスから降りた子供がバスを追いかけていたり、駅前広場でMerry X'mas表示を見かけた学生が話題にしていたり、普段はバスに興味が薄いであろう層にもしっかりとアピールできていました。
Merry X'mas表示の回送バス(LEDなので見にくいですが……)
本当にちょっとしたことなのですが、こういうことの積み重ねが公共交通の認知度・好感度を高め、様々な面でプラスに向かうことになるんじゃないかと思います。似たような事例では神姫バスの一部車両が回送表示を「すみません回送中です」としていますが、これもバス待ち乗客や他車ドライバーからの反感を和らげる面白い工夫ですし、羽目を外しすぎない範囲で「ちょっと遊んでみる」のは、いいことじゃないでしょうか。ひとり旅の道中でしたが、ほんわかと暖かく楽しいひとときになりました。沿道を歩いていた来街者も、同じような気持ちを持ったのではないかと。
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