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「損」とはいえないのでは



赤い砂兎  2007年 1月31日





 本来の割引以上のサービスを受けられないという程度で「損」という言葉を使われるのはどうかと思うのですが。また、マイレージは1000ポイント以上を溜め込む意味は本来は無いのですから、過去2年の間にいつでも還元することが出来たはずです。

 端数が無駄になるというマイレージ制に共通の問題を別にすれば、さほど目くじらたてるほどのことでもないと思うのですけれど。逆に、還元出来ない失効直前の端数を抱えているならば2倍ポイント制によって還元可能なポイントまで増やせる可能性が増すという考え方も可能です。

 変な例ですが、手持ちの失効直前ポイントが800ポイントの場合、このまま還元すれば2500+500で3000円分にしかなりません。あと200ポイント溜めれば8000円分になるのですが、従来のポイント制では10000円分乗らないと溜まらないところが5000円分で到達することになります。この場合では追加で可能になる還元額とチャラになりますが、手持ちが801ポイント以上ならば、むしろ無理矢理でも高速道路に乗った方がトータルで得になります。

 もちろん、元のポイントが少ないと無理矢理高速道路を走っても損するだけですが、必要があって乗る機会があるのならばそれによって一つ上の還元ポイントにでも届く可能性が高くなります。

 葉書の中身はまだ見ていません(私はネットで確認しているので)が、キャンペーン告知の件は不手際だとしても、失効ポイントの救済という一面もあるように思え、いちがいに有り難迷惑とは言い切れないのではないでしょうか。



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