このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

 

 

各社によって対応が違うのだろうか?

 

TAKA  2005年 1月10日

 

 

 私も正月に北京へ行ってきましたが、飛行機に乗るときに航空手荷物の事なんて考えていなかったです。今回のTom様のコメントを見てから、改めてその時の状況を思い起こしてみたのですが……。私も何か本来なら「ルール違反」で揉めてもおかしくない状況でした。

 私の場合名古屋〜北京間 JALで往復だったのですが、行きはトランク+ビジネスバックでトランクは預けてバックだけノートPC+デジカメが入っていたので手荷物で持ち込みましたが、帰りはトランクにはお土産が入りきらず、トランク+ビジネスバック+お土産のキャスター付き手提げ袋になってしまいました。その中でトランクだけ預けビジネスバック+手提げ袋は機内に持ち込み帰ってきました。それでも航空会社の誰に指摘される訳ではなく、北京空港出発時に何も問題起きませんでした。

 でも行きは問題ないにしても、帰りの場合 JALの規定を見る限りアウトの量を持ち込んでいるといえます。

    Q&A 機内持込の出来る手荷物について教えてください(JALHP)

 この Q&Aを読む限り、私の場合ビジネスバックも手提げ袋も大きさ・重量とも個々においてはクリアしていたと思いますがチェックイン時にビジネスバックの中身を確認した訳ではありませんでしたので、手荷物2個を持ち込んだことになると思います。

 北京空港ではカメラ・精密機器等を持ち込んだことを確認せずに、セカンドバックには程遠いビジネスバックと手提げ袋を持ち込ませています。こう考えるとルールは決めていても、航空会社によって対応はまちまちと言う事ではないでしょうか?

 私の場合この「アバウトさ」により恩恵を蒙っていますし、中国の場合「酒類は預けれません」と言っていたので、そこら辺を考慮してアバウトに対応したのかも知れません。

 しかし全体的には9.11以降航空会社はセキュリティやルールについて厳格に対応するようになったと思います。昨年・今年の旅行時に見たセキュリティに対する対応は10年前の海外旅行時とは雲泥の差でした。そうは言ってもこの様なルールに対して、安全性確保の為絶対に守らなければならないような部分は除いて柔軟に対応できる所は柔軟に対応するべきでしょう。それもまたサービスの一つです。

 “空の旅(特に海外)”は決して安いものではありません。その様な高級な(?)旅の時に機内サービスもそうですが、空港等のちょっとしたサービスでも飛行機会社のイメージは変わるものです。実際私も今回初めて JALを使いエコノミークラスでしたが、北京空港で窓側を希望したら嫌な顔をせず窓側の席にしてもらい、非常に楽しい空の旅をする事が出来ました。当然「JAL は高いがそれだけの物はある」と感じました(左窓側の席だったので、遼東半島の旅順湾が綺麗に見えました。二〇三高地までは分からなかったですが……)。

 幾ら飛行機会社でも今や競争の時代で、お客様のイメージは非常に大切です。ですから今回のTom様のような事例の場合本来なら可能な限り柔軟な対応をしてお客様のイメージ向上に努力するのが得策であると思います。又この様なところで航空会社毎の“真のサービス精神”が見えてくると思います。

 

 

 

 

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