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運賃問題の解決は応用できないのか?
TAKA 2006年 1月15日
矢切様のレスの推測によると「昼間の伊勢崎線⇔半蔵門線直通列車増発は、「運賃の問題」が何らかの形で解決したから」との事ですが、利用率に応じた運賃配分のルールが決まり精算がされるようになり、東武に増収の目安が出来て増発に踏み切ったというご意見、正しくその通りだと思います。多分東武・メトロ両者が納得出来るような公平中立なルールが出来たものと推察できます。
このルールは他に応用できないでしょうか?半蔵門線直通の場合、東武〜メトロに改札を経由しなくて複数のルートを選択できるからこの様な問題が発生したのですが、この配分ルールを他に応用できないでしょうか?
具体的には有楽町線〜東武東上線・西武池袋線との直通関係です。此処の場合池袋乗換の場合は改札を経由するために乗車券を分ける事が可能で、今も直通と池袋乗換で乗車券を分けています。
此処の場合乗車券・パスネットは良いのですが、問題は定期券です。この区間では実際みんなが望んでいる乗り方は「上り→楽な直通・下り→途中下車できて始発で座れる池袋乗換」という乗り方であるといわれています。しかし池袋経由乗換定期の場合、直通列車が来ても乗った時は着駅で精算になる状況です。又直通定期を持っていて帰りに池袋で買い物等をした時、池袋から東武・西武線に乗れば着席できる物のそれには別切符が必要で、正規料金の場合本数が少なく座れない地下鉄直通を待つ必要が有ります。
この様に「どちらのルートもターミナルを通るのに運営会社が異なる」と言う矛盾が有るために、上記の様な不便な状況が現出されています。その為に特に西武線において有楽町線直通への乗客の転移は直通してからかなりの時間が経っているのに進んでいないと言われています。
この状況を改善する為東武・メトロ間で決められたと推察できる「運賃配分ルール」を応用する事が出来ないでしょうか? 半蔵門線直通と異なり、有楽町線直通の場合対応するのは定期券だけで良いですし、池袋で乗換の場合1箇所自動改札を通る為に、実際の配分を調査するのは容易で有る等、導入しやすい条件は揃っていると言えます。
例えば和光市・練馬〜池袋間「経路選択自由定期券」を多少の割増料金で作り、運賃配分は実績に基づいて按分する方策は出来ないのでしょうか? 鉄道会社としては損の出る話ではありませんし、多少の割り増しでも取れれば、その分増収になります。それに利用率の低い直通列車の輸送力も有効活用できるようになるかもしれません。少なくとも精算の手間以外はデメリットは無いと思います。
利用者にしても選択乗車が出来れば、経路選択の自由が広がり、今までの不満が解消され利便性が向上します。ですから鉄道会社・利用者両方にとっても悪い話ではないと思います。
もし東武・メトロ間で運賃精算の話し合いが出来、ルールが決まったのであれば、是非とも他所にも応用して欲しい物です。実質東武伊勢崎線〜東京メトロ間で選択乗車を認めて、他所では「改札が入っているから、きっちり分けられるので選択乗車は認めない」と言うのも、融通の利かず堅い話です。今回は西武池袋線・東武東上線〜東京メトロ有楽町線について例を挙げましたが、今回決められたと思われるルールは、小田急〜メトロとの直通でも新宿経由と千代田線経由の選択乗車を認める等の応用もできると思います。
乗客へのサービス・利便性向上のためにも、メトロ・私鉄各社には今までのルールにとらわれない柔軟な発想で対応して欲しいものです。
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