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オクトパスの利便性



TAKA  2009年 1月19日





 今や日本でも普通で誰もが使って居るICカードですが、アジアはICカードの先進国ですよね。その中でも香港は優等生ですよね。実際香港の「オクトパスカード」本当に便利ですね。私も昨年正月の香港旅行の時には便利に使わせてもらいました。

   ・ 香港空港アクセス記事
   ・ 香港LRT記事

 中国語圏は「漢字が読める」事も有り、切符を買うのに自動券売機もそんなに制約にはなりません。それでも「タッチでOK」のICカードは、自動券売機よりもっとハードルが下がって便利です。

 香港の「オクトパスカード」で一番感心したのは、香港国際空港の到着ロビーを出た所、迎えの人が来る前の一番手前に一番近い所に「エアポートエクスプレス&オクトパスカード」売店があって、オクトパスカードを売っていたことです。

 香港国際空港の場合、「エアポートエクスプレスまでシームレスに乗車出来る」からこそ、この場所でカードを売っていたのでしょうが、「右も左も分からない観光客」には非常に親切でした。これからは「相手の国のICカードを予め勉強してから海外に行く」ことが、海外でのスムーズな移動にとり重要では?と感じています。





 アジアでは同じ「FerICa」規格なのですから、Tom様も触れられているように為替などの問題があるにしても、「アジア何処に行っても一枚のICカードでOK」のシステムが出来れば良いですね。理想としては「世界中何処でも使えるICカード」で、その為に上位規格で互換性のあるNFCが開発されようとして居るでしょうが、本当にそこまでいるのかな?とも半分思います。

 日本起点に見れば、私はとりあえず日・中・韓の3カ国に香港・台湾・ASEAN位が加わった規模でも良いのかな?と思います。これらの国の人達は「公共交通を使うこと」にも慣れていますし、非常に交流が多いですから、「公共交通」に限定してこれ位の国での「ICカード互換連合」が組めれば、交流が増している現状から考えてもベターかな?と思います。

 まあ「公共交通限定」くらいにしておかないと、色々な点で問題が出てくるでしょう。ましてや今ICカードは「電子マネー」としての機能も重くなっていますが、「電子マネー」機能を国際間でシームレスにしてしまうと、「通貨」という国の「専権事項」にまで絡んでしまい、話が複雑になる気がします。いずれにしても、日本国内では「世界にもそんなに例が無い程(他は香港位か?)」ICカードが普及しています。





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