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クレーマーが優遇される航空会社



Tom  2007年10月21日





 タイトルについて、決して和寒様を非難しているわけではありません。航空会社はクレームをつけて初めて代償措置を講ずるケースが多いのです。以下、実例ですが、社内の先輩が私のいた拠点に出張してきた際の帰りの話。



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 羽田行きが残り2便となっていた時刻で、ラスト1つ前の便に使用予定の機体が故障。その為、この便を運休にするのかと思っていたら、彼が予約を持っていた最終便を運休とし、最終便に使う機体をラスト前の機体として使用する、というものでした。

 怒った先輩は、周囲にいた対応に不満を持っていた乗客4人と航空会社に交渉。ラスト前の便はすでに満席だった為、近くのより大きな空港(とはいっても100km以上遠い)のそばにある、自社保有のホテルの宿泊代、およびタクシー代、更に夕食代を持つということで交渉成立したようです(夕食なので食事代は5000円ほど出たらしい)。当然航空券は無料で振替えとなりました。他の客は、おとなしく連絡バスで市内に戻ったようです。

 ここまで極端ではなくても、ホテル代や宿泊費、運休決定時点で空いていた上級クラスシートへの無料振替(これは国際線のケース)などは結構あるようです(社内の出張者情報なので不正確ですが)。ただ、私の場合は成田で食事券をもらったのが1回と、降雪による運休で翌日のスーパーシートに振替が一度だけです(それも当日機材変更で普通席に戻ってしまった……荷物優先引き取りだけはありましたが)。確かに輸送キャパの問題もあり、全ての客に同じ対応が出来ないことは理解できるのですが、こういうことがあると、何だかなぁという気がします。





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