このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
日本百名山の幌尻岳登山を目指す皆さまへ
平成22年7月に、学校宿泊施設「とよぬか山荘」がオープンしました。
豊糠は幌尻岳に一番近い村ですが、登山口までは片側交互通行の狭い道を
20km近く運転しなければならない、駐車場から2時間あまり歩かなければならない。
それらの困難を緩和したい。自然破壊を防ぎ美しい幌尻岳を次世代に残したい。
そういう思いの基に出来た宿泊施設です。 人口26人の村に
「バリアフリーなくまさん荘」 「 とよぬか山荘」 2つの宿泊施設が出来ました。
気の合う仲間と自分達のペースで登山したい方への情報を順次お伝え致します。
ブログくまさん荘 の書庫「幌尻岳」をクリックすると登頂日記などの情報をご覧頂けます。
個人で幌尻岳を目指すには幾通りかの方法があります。
1)カーフェリーで小樽、或いは苫小牧に入り登山口まで向う。
2)飛行機で新千歳空港に降り、レンタカーを借りて登山口まで向う。
3)飛行機で新千歳空港に降り、列車・バス・ハイヤーを使って登山口まで向う。
4)新千歳空港から宿泊先の送迎車・ハイヤーを利用する。
5)長距離列車・バス・ハイヤーを使って登山口まで向う。
以下は、関連ホームページのリストです。
エアードゥ 航空券最安値情報 JAL ANA 飛行機とレンタカーパック
格安レンタカー フェリー港は苫小牧、 フェリーで苫小牧へのアクセス
フェリーで小樽へのアクセス 格安 で往復できるフェリー (サイト内の左端、
海外・国内ツアーから北海道フェリーパックをクリック)
千歳空港から豊糠までは車で90分です。
JRの最寄の駅は富川(とみかわ)です。アクセスを 「駅から時刻表」 でチェックできます。
富川から豊糠までは車で50分です。富川からバスに乗ると1時間半で振内(ふれない)。
その先10kmは徒歩で2時間半。もしくはタクシーで15分。 振内ハイヤー
振内の「介護・福祉タクシーひかり」は定員9名のワゴン車です。(01457-3-3711)
日帰り登山が出来ないため、「幌尻山荘」宿泊予約を取る事が大前提となります。
予約は平取山岳会:01457−3−3838で4月1日から受付を開始します。
4月1日から30日までは、月曜〜金曜の午前9時から12時までと午後1時から4時まで。
5月1日から9月下旬までは、月曜〜金曜の午前9時から12時までです。
料金は1泊1,500円。定員は50名です。
一度予約されますとキャンセルできませんのでご留意下さい。
更に詳しい情報は、 「幌尻岳登山2053」 のホームページをご覧下さい。
(山荘予約に関する情報は、ホームの左上、「最新情報」をクリックして、スクロールダウン
すると表示されています。)
こちらのホームページには、幌尻登山に関するありとあらゆる情報が網羅されています。
上記の1)から5)に関する詳しい情報も載せられています。
幌尻岳を目指す方には必見のページです。
幌尻岳登山に関する情報は、平取町観光協会:01457−2−2222でも得られます。
「平取町ホームページ」 に入り、上部の「観光・施設」をクリック、次に「観光スポット」を
クリックしてスクロールダウンすると登山に関する情報が載っています。
幌尻山荘の予約が取れたら次は宿泊施設の確保です。
上記の平取町ホームページから宿泊施設をクリックしてください。
登山口への車での所要時間は一番遠い「平取ビジネスホテル」で約1時間半弱です。
(登山口に一番近い村豊糠に到着するまでの4kmと、豊糠を過ぎた登山口までが
片道交互通行のため、交通量に応じて所要時間が前後します。)
昨年女性二人(ガイドなし)で登山された方のご意見を伺いました。
・登山口をお昼過ぎに出発→夕方山荘に到着(山荘宿泊)
・早朝頂上に向けて出発(約3時間)→下山(登山口に着くのが夕方)
早朝便で飛べばその日のうちに山荘も可能ですが、エネルギー確保のため、
前泊するのがベストのようです。
下山後は無理をすれば千歳発の最終便に乗るのも可能のようです。
前泊・後泊の3泊で計画すると余裕を持って楽しめるそうです。
8月下旬の幌尻岳に上った際の写真を掲載いたします。
最後の集落の豊糠から車で1時間走ると駐車場。その間随所にがけ崩れがあります。
平成15年の集中豪雨の爪あとです。車がすれ違えない細い道路が延々と続きます。
慎重な運転が必要です。みなさんの行動がほぼ一緒ですので、待避所までバックしたりという
回数は比較的少ないようです。交通量が多いのは往路では早朝、復路ではお昼の少し前のようです。
駐車場から徒歩2時間の林道歩きをすると取水口に到着。ここから渡渉の開始です。
広場で渡渉靴に履き替える人、休憩を取る人、さまざまです。
崖をよじ登ったり、川を渡ったりしながら1時間ほど経過したところでひと休み。
水の深さは天候によって、時期によって違いますが、7月初旬は1m近くある場所もあります。
8月中旬になると深いところでも50cm位でしょうか。 私たちは地元民ですので、割に軽装、
一見ピクニック風に見えるかもしれませんね。
幌尻山荘までもう一時間かかります。
山荘を出ると急傾斜歩きが続きます。尾根に出るまでの1時間は心臓破りという感じです。
尾根は這い松がびっしりで極めて細い道です。両側が急斜面となっていて歩き始めは眩暈すら
覚えます。この日はあいにくの雨混じり。晴れた日の眺めは爽快そのものでしょう。
山荘からゆっくり3時間で山頂です。
Uターンする人、更に進んで六の沢を回って山荘に戻る人、隣の戸蔦別縦走をする人・・・
私たちはUターン日帰り組です。山頂で食べたおにぎりは格別の味がしました。
夏とはいえ北海道の山は雨や風で急に気温が下がったりします。防水の軽いヤッケなどは必需品です。
不慮の事態が発生することもあります。単独登山は極力避けるのが賢明かと思います。
豊糠の試みのひとつが北海道新聞に掲載されましたので紹介致します。
幌尻登山の方をお泊めできる施設としての実現をも検討中です。
皆様のご意見・ご要望をお聞かせ願えれば幸いです。
くまさん荘へのお問い合わせ等も上記のアドレスをご利用ください。
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