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No.14 秋掛(秋中)車庫(山口県美和町)
ひっそりたたずむ秋掛車庫(バンは美和町営バス) | 秋掛車庫は美和町の北部にあり,広島県との県境も 近くにあります。現在は美和町営バスが折り返しに 使用していますが,以前は広電バスと国鉄バス(JR バス,以下,国鉄バス)が使用していました。写真を 見ると駐車スペースが1:2に分かれていますが, 広電1台,国鉄2台の駐在があったようです。このよう に異なる会社が同居するのは珍しいことではないで しょうか。鉄道の通っていない美和町はバスを重視し ていたのでしょうか。 路線は国鉄バスは美和町中心部の「鮎谷」から伸び ており,ここから先「大田原」まで通ってお,町内を縦 断する形態でした。一方,広電バスは広島県佐伯町 から路線が伸びており,前述「大田原」を経由し本郷 村まで運行していました。行政区分の中で鉄道連絡 を中心に運行する国鉄バスに比べ,広島への直行路 線を行政区分と異なる広電バスの運行形態は画期的 なものだったでしょう。現在の自家用車を中心とした 交通体系と似たものがあったのではないでしょうか。 |
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