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No.30 中道車庫(広島県佐伯町)
中道車庫は車庫の跡地だけですが取り上げました。 ここは,国道186号線から別れ2キロほど入ったところに あります。現在,路線はなくなりましたが,その昔は駐在 車両もあったようです。末期には吉和行きの便が中道経 由として来ていました。 車庫用地は川沿いの狭い道に面しています。バスは, 推測ですが写真中の車と同じ方向で止めていたようです。 ただ,スペースがそれほどなかったので,ボディを川に はみ出して切り返しをしていたそうです。実は写真の左 側に写っている建物が屋根の高さなどから車庫ではない かと思ったのですが,確証が得られません。長さが少し 足りない気もしますが中型車ならなんとか入りそうな, また,建物が道路と微妙に角度がついているのも車両を | |
入れやすくするためだったのではないか,などと考えを | |
車庫ではないか?(上写真左側の建物) | めぐらせてしまいます。 この他,中道に至るまでにバスが通っていた痕跡を 見ることができます。国道との分岐点の出合橋, 車庫手前の中道橋は橋のたもとが内輪差のために 大きく広げてあります。また,バス停があったと思し き場所は1車線の両側が点線になっています。 このように痕跡を探すのも楽しいものです。 |
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