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No.32 三瓶(志学)車庫〔広電バス〕 (島根県大田市)
三瓶車庫は三瓶山麓の志学市街地にありま した。現在は粕淵からのバイパス用地に消え ました。 車庫建物は標準的なつくりで1台収容ですが, 少し大きめです。入口脇には定番の「三瓶車 庫」の看板も誇らしげに残っていました。 車庫全体は,前の道路が狭いこともあり転回 場も兼ねていたのでしょうか,左下写真のよう に広く,詰所もありました。 路線は,広島センターとの間を国道54号線経 由で結んでおり松江線の支線のような存在で した。「赤名」から分岐し「粕淵」を経由し,狭隘 | |
なグネグネ道を登りきり「三瓶車庫」,さらに | |
最期は,自動車工場の車両置き場でした。 | 温泉街を抜け西の原の「定の松」まで運行され ていました。しかし古い路線図によると 「定の松」から先に,「北の原」や,浮布池の ある「三瓶グリーンランド」まで運行 されていた時期もあるようです。 運行形態は最盛期には2往復で広島と三瓶 からそれぞれ1往復ずつしていました。 松江線の一部が高速に乗せ換えられた後も 54号線経由で運行され,全便の高速乗せか えに合わせ廃止されました。 車両等,詳しくは 「みーにゃおのパパのばす」 に掲載されています。 |
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