このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

No.32 三瓶(志学)車庫〔広電バス〕 (島根県大田市)

三瓶車庫は三瓶山麓の志学市街地にありま   
した。現在は粕淵からのバイパス用地に消え
ました。
車庫建物は標準的なつくりで1台収容ですが,
少し大きめです。入口脇には定番の「三瓶車
庫」の看板も誇らしげに残っていました。
車庫全体は,前の道路が狭いこともあり転回
場も兼ねていたのでしょうか,左下写真のよう
に広く,詰所もありました。
路線は,広島センターとの間を国道54号線経
由で結んでおり松江線の支線のような存在で
した。「赤名」から分岐し「粕淵」を経由し,狭隘
 なグネグネ道を登りきり「三瓶車庫」,さらに

最期は,自動車工場の車両置き場でした。
温泉街を抜け西の原の「定の松」まで運行され
ていました。しかし古い路線図によると
「定の松」から先に,「北の原」や,浮布池の
ある「三瓶グリーンランド」まで運行
されていた時期もあるようです。
運行形態は最盛期には2往復で広島と三瓶
からそれぞれ1往復ずつしていました。
松江線の一部が高速に乗せ換えられた後も
54号線経由で運行され,全便の高速乗せか
えに合わせ廃止されました。
車両等,詳しくは
「みーにゃおのパパのばす」
に掲載されています。

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