ガイドウェイバス（ゆとりーとライン）　名古屋ガイドウェイバス

名古屋に行った際にガイドウェイバスに乗ってきました。
高架部分に限れば定時性が確保されているのですが，これだけのインフラ
の割に 運行本数は十分ではないような気がします。確かにもっと需要があ
れば新交通等 違うモードで整備されていたでしょう。ガイドウェイバスと
いうモードが選択されたのも 「名古屋」という土地柄でしょうか。
車両が全て標準床には驚きました。リフト付バスもあるようですが，一昔
前の ようです。というか在庫処分の感じが否めません。ホームへも階段，
車内へもステップ・・・。
運行面では大曽根発は概ね定時ですが，小幡緑地から大曽根方面へは一般
道での 遅延がそのまま引きずられるようです。朝夕ラッシュ時には高架区
間の大曽根〜 小幡緑地間の区間便も運行され，それらをカバーしているよ
うです。 また遅延で続行になった場合も後ろの車両は前車を視認したとこ
ろで停止するようです。ガイドウェイバスの位置づけがはっきりとしてい
ないので，道路と鉄道の規則がごちゃ混ぜになっているような気がします。
路線は大曽根から郊外に向けて延びていますが，大曽根から都心部への出
入口も 整備されれば都心から郊外へとドアツードアに近くなり，ガイドウ
ェイバスの機能が最大限発揮されるのではないでしょうか。また系統数も
増やせばいいのでしょうが，需要が旺盛でないことから，ガイドウェイバ
スが整備されたことを考えると，これ以上の発展は難しいのでしょうか。

フロントの案内輪		車内 一般車に比べ「ゆとり」ある車内
大曽根駅のコンコース ラッシュ時は改札精算を行っているようです
大曽根駅１ 乗場は行先ごとに乗車位置が異なります		大曽根駅２ 左が乗車，右側が降車ホーム
ガイドレールのみのシンプルな走行路		制限50 路面に書いてあります。 道路と同じ書体なのがニクイです。
駅に進入 手前が自動計数運賃箱		駅外観（小幡緑地） 何はないけど大きな箱です。
ホーム表示物 時刻表が掲載してありますが，大曽根方面は一般道の遅延を引きずりやすいようです。		続行運転 保安設備がないので目視範囲に入ると 停止するようです。
終点小幡緑地 ここで高架を降り一般道に接続します

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