このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
森の軌跡宮崎県南の森林鉄道跡を訪ねて<森林鉄道・森林軌道廃線跡写真探訪記> |
■11.家一郷線(加江田森林鉄道)(訪問日1996年2月27日) 家一郷線(加江田森林鉄道)は、宮崎市南部、丸野から加江田川沿いに延びていた森林鉄道軌道である。 家一郷線(加江田森林鉄道)の森林鉄道軌道敷跡は、ほとんどが、加江田川沿いの渓谷を散策する遊歩道となっているようだ。
家一郷線(加江田森林鉄道)の森林鉄道軌道の起点である貯木場跡は加江田川沿いの渓谷を散策する遊歩道の駐車場(1)となり、舗装道路(2)から、未舗装の遊歩道(3)へと続く。 (1) 家一郷線(加江田森林鉄道)の森林鉄道軌道の貯木場跡の駐車場。 (2) 家一郷線(加江田森林鉄道)の森林鉄道軌道敷跡は、舗装道路に。 (3) 家一郷線(加江田森林鉄道)の森林鉄道軌道敷跡は加江田川沿いの遊歩道に。遊歩道の入口。舗装道路はここまで。 加江田川沿いの遊歩道を歩くと、以外と人とすれ違う。 今まで軌道跡を歩いていて、人とすれ違ったことなどなかったので、不思議な感じがした。 絵を描く外国人、歌う老父、散歩する夫婦と、この加江田川沿いの遊歩道は、宮崎市郊外の住宅地に近いせいか、利用する人が多く、家一郷線(加江田森林鉄道)の森林鉄道軌道敷跡の遊歩道は、すっかり人々の生活の中に溶け込んでいるようだ。 家一郷線(加江田森林鉄道)の森林鉄道軌道敷跡の遊歩道には、電柱(4)としてレールが利用されたり、枕木(5)があったり、かに淵というところでは、当時のままにレール(6)が残っていた。 (4) 家一郷線(加江田森林鉄道)の森林鉄道軌道敷跡の遊歩道では、レールを電柱として使用。 (5) 家一郷線(加江田森林鉄道)の森林鉄道軌道敷跡の遊歩道には枕木が残る。 (6) 家一郷線(加江田森林鉄道)の森林鉄道軌道敷跡の遊歩道の途中にあるかに淵では驚くことにレールが残る。森林鉄道軌道の存在を知らない人はきっと不思議そうに見ることだろう。 途中で、加江田川を挟んだ対岸に、途中で途切れた怪しいガーダー橋(7)が残っていた。 (7) 家一郷線(加江田森林鉄道)の森林鉄道軌道跡のもののような怪しい橋が。 しかし、家一郷線(加江田森林鉄道)の森林鉄道軌道敷跡の遊歩道から直角に曲がらければならない位置にあるので、家一郷線(加江田森林鉄道)の森林鉄道軌道と関係なさそうだが、形がそれらしいので気になる。 さらに進んだ加江田野営場を過ぎると、左手に林業関係の方の家であったろう柱だけとなった古い廃家が見える。 周囲には何軒か家があったようだが、他には残っていない。 そして、切り通しを抜けると、第一家一郷橋(8)、第二家一郷橋(9)、(10)が残っている。 (8) 家一郷線(加江田森林鉄道)の森林鉄道軌道跡の第一家一郷橋。橋下には古い橋脚も残る。 (9) 家一郷線(加江田森林鉄道)の森林鉄道軌道跡の第二家一郷橋。 (10) 家一郷線(加江田森林鉄道)の森林鉄道軌道跡の第二家一郷橋の上部。板が張ってある。 時間の都合で、家一郷線(加江田森林鉄道)の森林鉄道軌道敷跡の探索は終了した。 この家一郷線(加江田森林鉄道)の森林鉄道軌道敷跡の遊歩道は、この先、まだ奥にある椿山のキャンプ場まで続いているようだ。 |
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