このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

宮崎県の森林鉄道廃線跡・内海線

森の軌跡

宮崎県南の森林鉄道跡を訪ねて

<森林鉄道・森林軌道廃線跡写真探訪記>

「森の軌跡〜宮崎県南の森林鉄道跡を訪ねて〜」TOPへ


■5.内海線


(訪問日1996年2月5日)

内海線は、宮崎市の南部、内海から内海川沿いに延びていた森林鉄道軌道である。


地図の見方
軌道跡(緑色)
一般道路(灰色)
JR線(黒色)
高速道路(紺色)
川(水色)
不明なもの

地図中の番号は、写真の撮影地点で、
本文中の番号と一致しております。

地図作成:本サイト管理人 not to scale


内海線の森林鉄道軌道敷跡は、「内海やっこ荘」(1)となった貯木場から舗装道路となり、JR日南線を潜り抜け山深く入って行く(2)と、砂利道となり、やがて、急な坂に突き当たる。


宮崎県森林鉄道廃線跡・内海線

(1) 内海線の森林鉄道軌道の貯木場跡の「内海やっこ荘」。

宮崎県森林鉄道廃線跡・内海線

(2) 内海線の森林鉄道軌道敷跡は山深く入る。


この急な坂は、インクラインでしか登れそうになく、旧地図を見ても方角が違うようなので、脇の獣道(けものみち)(3)を進む。


宮崎県森林鉄道廃線跡・内海線

(3) 全く人の気配がない内海線の森林鉄道軌道敷跡の獣道。
誰もこんな道は歩かないだろう。


草木をかき分けながら獣道(けものみち)を進むと、やがて、川に当たり進めなくなった。

あたりには、私の身長以上に生い茂った細い木々の中に、低い石垣や、ワイヤー類が散乱していた(4)。


宮崎県森林鉄道廃線跡・内海線

(4) 周囲は自然に囲まれているが、石垣からあきらかに人の手が入った跡がうかがえる。石垣は、何を意味するのか。


このあたりに、林業に関する施設があったのか。

軌道はこの付近から方角を変え、山手を登って行ったと思われるが、道らしきものは全くなく、内海線の森林鉄道軌道敷跡がわからないため、来た道を引き返すしかなかった。

試しに、今度は、さきほどの急な坂の方の道を進んでみると、内海線の森林鉄道軌道のものと思われるレールが埋めこまれていた(5)。


宮崎県森林鉄道廃線跡・内海線

(5) 急坂の方の道を進むと、何ヶ所かに森林鉄道軌道のレールが使われていた。


「森の軌跡〜宮崎県南の森林鉄道跡を訪ねて〜」TOPへ

このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください