このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

保存動輪C12189

C12189動輪 大阪府 交通科学博物館に保存 TADA様御提供(2枚とも)

刻印は189号機と読み取れる(第1動輪)


C12189
昭和13年(1938)日本車輌製造 製造番号591。細かい履歴は不明だが、昭和16年には宮原、24年には加古川におり、主に関西地区で働いていたものと思われる。廃車は昭和35年と早くその後当地へ保存に至るまでどのような経緯をたどってきたものか興味のあるところ。
※最近この動輪をはいていたC12189が戦時中の北条線列車転覆事故機であり、その動輪が知られずに当館に保管されていたという事実が判明しました。神戸新聞に紹介されたということをTADA様より情報をいただきました。貴重な歴史の証人であり今後とも大切に保存されてほしいものです。


エピソード
同機の前後の同僚は解体されて現存しないが、2つ上の兄機187が茨城県大子町に保存されている。また同じロットで製造された(製造番号573〜593)僚機のうちではそのトップの171号も長野県の下諏訪町に保存されている。また「C12」としての保存動輪はこの189号のものが現在唯一のものである。


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