このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

全日空B747SR退役

「スーパージャンボ」の名で日本の空を飛んでいたボーイング747SR(ショートレンジ)が、2006年
3月10日鹿児島発羽田行きの624便で退役となりました。

1978年の導入当時から二十数年余りの間、日本の空の大量輸送時代を支えてきたこの機体は惜しまれ
つつその役目を終えました。


座席数が528席と世界最多の座席数であり、文字通りジャンボの名に相応しい機体でもありました。

ANA B747SR(JA8157)
全日本空輸 B747SR-81(JA8157)

(ボーイング747SRとは?)

もともとの機体は、ボーイング747-100型を基本に、離着陸回数が多い日本向けに開発された短距離
路線用の飛行機で、全日空と日本航空しか発注していません。SRは「Short Range」の略称です。
離着陸回数を増やすため、与圧やブレーキなどの機体構造の一部を強化・改良を行っています。

全日空では1978年から17機が導入され、国内幹線はもちろん海外へのチャーター便、定期便と幅広く
運行され活躍の場が広がりました。

(だいたいの解説:いかちゃん)

ANA B747SR(JA8157)
(鹿児島空港)ブロックインするSR
ANA B747SR(ありがとうSR)
ノーズに「ありがとう!SR Thank you!!」の文字が・・・
鹿児島空港横断幕
鹿児島空港のANA職員さんが持つ横断幕には「ありがとう!スーパージャンボ」の文字
主翼
JA8157の主翼・これまでどれだけの人をこの翼で運んだんだろう

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