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2009/05/17
3週間ぶりに、「今度こそ!」…と、いざ鳥取へ計画を立てました。

・・・が!!
前日の天気予報で日本全国北から南まで、雨の予報。
しかも、強風の恐れがあるので、海が近い方は波浪注意報などの情報を云々…と言ってました。

雨は良いんだ!
風さえなければー!!!!!
と、友人に何度も「風がー。風がー。」と、言いながらも、
万が一、今回も砂像フェスティバルが中止だった場合を考えて、
開催されてなかった場合は「かにっこ館」に行こうという計画を考えておりました。

とりあえず、コナン好きの友人が居たので、最初の目的『青山剛昌ふるさと館』へ。

7:00に大阪(難波)を出て、青山剛昌ふるさと館に着いたのが11;00過ぎ。
大阪からは・・・遠い(−−;

そして、思ってたよりお客さんが多かったです。
そりゃあもう、お子様連れが殆ど・・・w

まず出迎えてくれたのは、阿笠博士のお車・・・(笑)




これ、ナンバーの意味が分かります?w
まず、少年サンデー570(コナン)でしょ?
次に、阿笠の「あ」なんですよね???
そんでもって、阿笠博士は普段、「あがさはかせ」と呼ばれてますが、「あがさひろし」って読むそうなんです。
だからナンバーの164は、「ひろし」w

はい、いきなり予備知識が増えました(笑)

建物に入る前にあった他の物・・・。


  

入場券は、コナンやらヤイバやらキッドやら・・・。
いろんな絵柄の種類がありましたが、5人で行ったので5種類ありましたが、
友人にキッドを取られてしまったので、私はコナンの入場券をもらいました。

館内では、スタンプラリーと、コナンクイズがあって、
クイズは館内をじっくり見て回っていると答えが分かるようになってる簡単な問題でした。
初来館者は、初級編ができます。
解答用紙を受付に持っていくと、ラミネート化工した、初級マイスター証が貰えます。
またここに来たときにそのカードを見せると、中級が受けられるという仕組みのようで、
一日で一気に中級→上級と上がることが出来なくなってます(^^;

タッチパネル式のクイズもありましたが、2択問題なのに難しかったです(−−;
それで仕入れた微妙な知識は、阿笠博士が52歳だと言う事・・・(笑)

入ってすぐにあったイラスト。




モニュメント。(前からも後ろからも(笑))


  

怪盗キッドにウハウハでした(*‾ー‾*)




原画が多数展示してあって・・・。


  

先生の仕事部屋再現。




散らかった机の上の一部。




机の上にウーロン茶があったのですが、定期的に代えられてるみたいで、
賞味期限はまだもうちょっと大丈夫だったのですが、
ウーロン茶の割りに濃い色に変色してました(−−;


蝶ネクタイ型変声機。




どんな声になるのかと思って、「あーーーーーーーーーーーー」って言ってみたら、
蚊の鳴くような声になりました(笑)
ダイヤルがあって、それを回すと調節が出来るのですが…微妙(‾×‾;
そこはやはり、神谷明ボイス並みのトーンになってくれないと・・・ねぇ?(^−^;


一番左のはマンホールの蓋。




この青山剛昌ふるさと館付近はコナンロードと呼ばれていて、
そこのマンホールが全部かどうかはわかりませんが、
実際にこのマンホールが使われているのを見ました。
Tシャツとか、色々グッズの展示もあり。


アニメのセル画。




30分に一回動く操り人形。




別にコナンに関するBGMでもなく…。
ただランの動きが不自然で、それが凄い気になったのと、
ヤイバの眉毛がかなりピクピクしてたのが可笑しかったです(笑)
前で見てたお子ちゃまが「怖いよー」と泣き出す始末でしたので、
小さい子を連れて行く時は、不気味な阿笠博士には要注意です(^^;

ふるさと館で、砂像フェスティバルの前売り券「売切」の告知があったので、
試しに「今日は砂像フェスティバル中止じゃないんですかー?この前来た時、強風でやってなかったんですけど」
と聞いてみたら、「今日は…これくらいの風だったらやってると思いますよ」
と言われて、特設会場の電話番号をメモし、お土産を買って外に出ると、
「えぇぇー?!こんなに風強いのに、『この程度』なん!?」と皆で心配。
とりあえず隣にあった道の駅でお昼ご飯♪

コナンロードには10体のオブジェがあるそうなので、
行こうと思ってたのですが、マップを見てると全部回るのは時間がかかりそうなので、
もう、一個目がすぐそこにあるし、ソレでいいんじゃない?
…と、近辺を歩き回るのは中止にしました。
ふるさと館で自転車を貸してくれるみたいでしたが・・・。
早朝に出てきた事もあって皆も疲れてたし(^^;

…と言うわけで、一個目の像だけ撮影。




それから砂像フェスティバルの特設会場に電話してみたら、やってるとの事なので、いざ、砂丘へ!

一般道を走って約一時間で着きました(^^)


  

鳥取砂丘を初めて見ましたが、こんなに広い所だとは全く思ってませんでした(苦笑)
正直、舐めてました(笑)
ちゃんとシャワーも設置してあって・・・。
今日は雨で砂埃が舞う事もなく、非常にラッキーだと思ってました。
何で皆、あんなに遠くまで歩いて行くの?と思いながら。
私達は砂像フェスティバルの入場券を購入し、シャトルバスで会場へ。

まず出迎えてくれたのがこちら。




こんな、入り口の看板まで砂で作ってるんや?!
と、まずビックリ☆
係員の人にここで集合写真を撮ってもらいました(‾ー‾)b


ここから出店がいっぱいありまして…思いの外歩かされました。
・・・で、最初にあった像が、「三宅裕二のしょんべん小僧」(笑)


  

まず、右側から撮影して、左の方に行くと、ちゃんとホクロもあるじゃん!!
と、張り切って左からも撮影。
2枚並べると、面白かったので、2枚とも掲載(笑)


いよいよ・・・!の入り口。




あまりにも美しい文字にうっとり・・・(*^−^*)
こんなの、砂で出来ちゃうんですねぇ〜…。

そして各砂像の前には、作者と、説明が書かれた物があったのですが、




HPに掲載すると字が小さくて見えないし、
かと言って解像度を大きくすると重くなるので、今から頑張って一つずつ…入力しようと思います。
因みにこの写真を採用したのは、今回の砂像フェスティバルの優勝者だからです☆

最初に見たのがスダサン・パタナイク(インド)さんの作品。


  

砂像は全て、360度どこから見ても素晴らしかったです!
余談ですが、この写真にばっちり後姿が写ってるのは私の友人です(‾ー‾)

  【ガネーシャとその家族】 
  シヴァ神と女神パールヴァディーには、カルティケーヤ神とガネーシャ神の2人の息子がいました。
  2人はどちらが長男かを巡って争いになり、世界を3周して先に帰ってきた者が長男になる事に。
  カルティケーヤ神が世界を旅するうちにガネーシャ神はヒマラヤのカイラス川を回って早々に帰ってきていました。
  旅を終えて、ようやく戻ってきたカルティケーヤはガネーシャの狡猾ともいえるやり方を両親に非難しました。
  ところがガネーシャは、両親が最も大事な神であり、彼らが住むカイラス山が子にとっての世界である、と言うのです。
  なるほど正しいと、一同納得させられてしまいました。
  インド像の神であるガネーシャは学問、智恵、幸運、平和の神とされています。

マッチ売りの少女。




ところどころに、こういう小さな像もありました。


ケビン・クロフォード(オーストラリア)さんの作。


  

  【夢の時間—ドリームタイム】
  オーストラリアの先住民、アボリジニーの文化の中で、「ドリームタイム」という言葉は、
  万物を創造する時のことを表現しています。
  祖先の精霊がどのようにして大地を作り、植物や動物を生み出してきたかを、
  アボリジニーは「ドリームタイム」の物語として、語り継いでいきます。
  「ドリームタイム」は、歴史や伝統、社会の掟、サバイバルの方法など、
  過去から未来へ生きていく人間のすべてを包含しているのです。
  それらは、悠久の時を超え世代から世代へと連綿と語り継がれ、先住民の精神世界の不可欠な部分となっています。

ちっちゃい砂像。ウサギとカメ。




チャン・ウェイカン(中国)さんの作。


  

  【観音様を拝む竜女】
  竜女は竜王の娘のことです。ある日、人間の少女に変身して灯篭祭を見に行きます。
  ところが、途中で跳ね上がった水がかかってしまいます。
  竜が水に触れると、暴風雨を巻き起こしてしまうのです。
  竜女は急いで海に向かいますが、間に合いません。
  大魚に化けてしまった竜女は、人間に捕らえられ、市場で売られそうになりますが、観音様に助けられます。
  ようやく帰る事が出来た竜女ですが、父の竜王はとても激怒していて、水晶宮から竜女を追い出しました。
  悲しみ泣き叫んでいる竜女でしたが、またも観音様の計らいで、紫竹林に住み布教をすることを命じられ、
  竜王も熱心にそれを努めるのでした。

ダン・ベルチャー(アメリカ)さんの作。


  

  【ジョン・ヘンリー—アメリカの伝説と庶民の英雄】
  ジョン・ヘンリーはアメリカの民話に由来する伝説の英雄です。
  19世紀半ばのアメリカ。労働者の仕事にだんだんと機械化の波が押し寄せてきていました。
  「フロンティア」に向けて伸びる鉄道も、人がハンマーを振り下ろして建設していたのですが、
  そこに蒸気機関でハンマーを打つ機械が導入されます。
  当代随の一のハンマー使い、大男ジョン・ヘンリーは、「蒸気ハンマー」に勝負を挑み、ついに打ち勝ちます。
  しかし、最後のハンマーを振り下ろした瞬間、彼の心臓は破裂し、息絶えるのでした。
   ジョン・ヘンリーの物語をテーマにした歌は、多くのブルース、フォーク、ロックのミュージシャンによって歌い継がれています。

↓シンボル砂像。



ここに友人4人がカメラ小僧になりきってる姿が・・・w

シンボル砂像をもうちょっと近寄って、人の入らない角度から・・・




今回のフェスティバルのテーマは「世界の童話」だそうです。
この3つの像を1つずつ・・・。
↓ラプンツェル。



私はこの童話は好きなので、ちょっと嬉しかったですねぇ〜v

↓シンデレラ城。



↓ジャックと豆の木(奥)と、ガリバー(手前)。



ウラジミール・クラエヴ(ロシア)さんの作。


  

※左の写真、ぼんやりとした顔がありますが、本当はここにあった顔が崩れてなくなてます。

  【女王—一羽の白鳥】
  これは、ロシアの詩人プーシキンの詩の中で最も有名な物語のひとつである「サルタン皇帝の物語」のものです。
   サルタン皇帝は、豪商の3人娘の末娘をめとって妃にし、ほどなく王子が生まれます。
  幸せをねたんだ2人の娘は、よからぬ噂を皇帝にふきこみ、妃と王子を樽に詰めて海に捨てさせました。
  漂流の間、一羽の白鳥が彼らを世話します。
  とある島に辿り着くと、白鳥は熊峰に襲われます。
  王子は勇敢に闘って熊峰を追い払うと、白鳥は美しい王女に姿を変えたのです。
  王女は王子と結婚しました。

ラドヴァン・ジヴニー(チェコ)さんの作。




  【ゴレム】
  ユダヤの学者、ラビ・ロウは、粘土で人形を作り、呪文を書いた羊皮紙をその泥人形の口に入れ、
  ゴレムに命を吹き込みました。
  ゴレムは大変な力持ちのうえ、休んだり食べたりする必要が無く、家じゅうの力仕事をして主人を助けました。
  毎週金曜の夜になるとロウは口から呪文を取り出し、ただの人形に戻します。
  ゴレムは毎週土曜日だけ、休憩することができるのでした。
   ところが、ある土曜日のこと、ロウはゴレムから呪文を取り出すのを忘れて礼拝に出かけます。
  ゴレムは暴れ始め、止めようとした人々を殺してしまいます。
  凶報を聞いて駆け付けたロウは、ゴレムから呪文を取り出し、ゴレムをただの動かない土の塊に変えました。
  そして、二度と命を与えませんでした。
     【メモ】ゴレムはしばしば、初めてのロボットとして扱われます。
         ヘブライ語で『ゴレム』とは、形の無い存在という意味です。

マティン・リガース(オランダ)さんの作。


  

  【さまよえるオランダ船】優勝
  1676年、オランダ人のファン・デア・デッケン船長が率いる船は、
  強大な嵐に襲われ、テーブル湾に停泊しました。
  嵐はおさまらず、なかなか喜望峰を回ることができませんでした。
  数日間停泊した後、「明日は復活祭だ。どんなに海が荒れていたとしても、
  何としても私は喜望峰を回るぞ」と、無理に出航します。
  しかし彼らが出向すると帆は血のような赤色に染まり、船体は黒くなりました。
  それでも船を走らせますが、すさまじい嵐の中、船長以外は持ち場に立ったまま全て凍死しました。
  船長1人が乗る船は今もさまよい続け、悪天候の時にだけ姿を目にするようになるのです。
  船長はいつしか「さまよえるオランダ人」と呼ばれ、
  その幽霊船を「さまよえるオランダ船」というようになりました。

ヤン・セレン(ドイツ)さんの作。


  

  【ゴミ集め男(時間つぶしについての物語)】準優勝
  昔、ある遠くの国に、何もすることがなくても、全てのことに感謝して幸せに暮らす男がいました。
  ある日、その男はふと道端のゴミを拾い、家に持って帰りました。
  それが面白くて、毎日毎日ゴミを拾って帰りました。
  男は巨大で美しいゴミの山を作りました。
  そして、男は「ゴミ集め男」として知られるようになりました。
   それを見た近所の人々が、ゴミ集め男の真似をして我も我もと先を争ってゴミを拾います。
  ゴミ集め男も負けずにゴミを拾うためには、人々より早く起きなければなりません。
  そしていつのまにか、ゴミ集め男がどんなに早起きしてもゴミを拾えなくなりました。
   ある朝ふと気が付くと、もうゴミを拾いたい気持ちは消えていました。
  その一方で他の人々は、いまだマニアのようにゴミを拾い続けています。
  その時、彼は疑問が解けました・・・。
   その夜彼は目覚まし時計をセットすることなくぐっすり眠り、それからは、
  以前と同じように、何もせずとも毎日を楽しく過ごしました。

↓裸の王様。



のどちんこもしっかり見えてびっくりです。
凄い技術です(><)

モンセラト・クエスタ(スペイン)さんの作。




  【ドン・キホーテ】
  50代の退職した田舎の紳士アロンソ・キハーノは、姪とお手伝いさんと彼の3人で
  ラマンチャ地方の無名の地域に住んでいました。
  彼は騎士道物語の本にのめりこんでしまい、本を読みすぎて睡眠も食事もままならなくなり、
  そこに書かれたことが全て真実と思い込むようになりました。
  正気を失った彼は、自らを騎士ドン・キホーテ・デ・ラ・マンチャと名乗って冒険の旅に出発します。
   風車を巨人の群れと思い込んで戦いを挑んだのは有名な話です。
  狂気の旅の終わりに、彼は冷酷な悪ふざけにあい、深刻なうつになります。
  後に正気を取り戻し騎士道を放棄しますが、既に体は衰え、生涯を閉じるのです。

↓白雪姫と、アリとキリギリス。



カーレン・フラリック(カナダ)さんの作。


  

  【湖の怪物・オゴポゴの伝説】準優勝
  「オゴポゴ」とはカナダのオカナガン湖に生息するとされる大蛇のような怪物のこと。
  昔、カナダ西部の美しい自然の中で、悪魔に憑かれた先住民の男が、
  オカナガン湖のほとりで地元の賢人カン・ヘ・カンを殺し、罪を恐れて逃亡しました。
  しかしそれが、神々の怒りを買い、無辜のカン・ヘ・カンを殺したことの罪によって、
  男は大蛇に変えられました。そして、大蛇は湖に放り込まれ、
  罪を犯したその場所から逃れられぬように永遠の呪いをかけられました。
  それ以降は、人々が湖を航行する前にはいけにえを捧げるならわしになりました。
  それを知らない白人達が湖に出るたびに、大蛇は暴れるようになったのです。
  大蛇は湖の近くに住み人々からは「ナーイック」または、「湖の悪魔」と呼ばれ、
  その後オゴポゴと命名されました。
   オカナガン湖のほとりでは、現在も目撃証言が絶えません。


は〜。疲れた(‾д‾;
いちいち砂像の説明を打つのが大変でした(^^;

えーっと、砂像は水糊のシャワーをかけて固めてあるとは言え、
時間が経つとどうしても崩れてしまうみたいで・・・、
一部崩壊している作品とか見ながら残念に思いました。

どれも砂の山の大きさが決まってて、限られた制限時間内で作るって言うんですから、ホント凄いと思います。
砂なのに、表現が凄い細く、一般的によく見る彫刻とかと一緒ですよねー。

TVで言ってたんですけど、この砂像は最終的に潰して、全部砂に返すそうですが、
「そうする事に未練は無いのか?」と問われて、
「未練はありません。今しか見れないから良いんです!!」とおっしゃてました。
確かに一度は見ておく価値があると思いました。


砂像を見て満足した私達は、お土産を買い占めて(笑)、帰路につきました。
夕飯は大阪に戻ってから、王将で、八宝菜とか春巻きとかギョーザとか、いろんなのを注文し、
皆で突付き合って食べました★
大人数だとこういう事が出来るからいいですね♪

END

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