このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
去る2006年6月10日、心斎橋FAN Jにて行われた Fairy Moonのライブレポートをお送りします。 この日は今まで見た感じより、よりバンドサウンドに磨きがかかった演奏で、 ライブのテンションがとても高く、凄みのあるライブでした。 バンドに世界観があり、いい意味での「細かい事は気にしない」という感じが とても見ていて気持ちいいライブでした。 速い曲だけではなく、ミドルテンポの曲でも惹きつけるそのステージングは 素晴らしい空間を作り上げ、創造しております。 ボーカルのかめさんです。 まるで体からしぼり出すように歌うそのボーカルは、時には叫びのように。 時には包み込むような空気を漂わせます。 しばしその感情移入したスタイルは見ている者を惹きつけ、 その世界はまさにワールド。 私の好きな「声」という曲ではそのスタイル故、 曲の持つ痛々しさがステージから伝わってきます。 ギターのポールさんです。 王道ロック的なアプローチから生まれる彼のギタープレイは まさにエモーショナル。 彼のギタープレイがあるからこそ、 このバンドはいい意味での荒々しさがあると言っても過言ではない。 そして彼はこのバンドの殆どの作曲を手掛けていると聞いている。 その楽曲はただ覚えやすいというだけではなく、 細かい所に自然なアイデアが散りばめられている。 ベースのシロさんです。 バンドのボトムを支えるシロさんのベースは、フロントマンとして また違った空気をバンドに与えてくれる。 その太い音色はバンドに息吹を吹き込み、 なおかつ冷静にその世界を見つめるまさにベースマン。 しかし時には笑顔で緊張感に溢れるステージを 柔らかくしてくれる役割も担っている。 キーボードのまあくんです。 ベースのシロさんと一緒になっちゃいました。 フェアリームーンのサウンドを 更に壮大にするまあくんのプレイはまさに雄大。 私の好きな「声」や「ハイ・スピード」という曲の始まり方は、 これから始まる曲の世界観を盛り上げてくれます。 今日で一度フェアリームーンから離れるみたいですが、 またいつかフェアリームーンで彩りのあるプレイを期待したいです。 とりあえず・・・お疲れ様でした。 そして最後は、ドラマーのぎゅうさんです。 「剛」と「軟」の両方を持ち合わせたドラマーである ぎゅうさんのドラムプレイは、一発ドーン!と叩くだけで説得力があり、 なおかつ繊細なプレイでの流れるようなドラムは圧巻の一言。 テクを見せ付けるのではなく、 曲を生かしながらも自分のプレイもしっかりと出すそのスタイルは バンドにとって大きな力となっているでしょう。 彼とは古くからの友人であり、一緒に合わせたりもしましたが、 しばし助けてもらいました。べーシストの私にとっては 「私がメチャしても大丈夫・・・」とさえ思っておりました。 ロックな雰囲気も、空間的な雰囲気も兼ね備えたこれからのフェアリームーンの活動に 更なる期待をせずにはいられません。 メンバーの皆様お疲れ様でした。 Fairy Moon ホームページ
http://www.geocities.jp/fairy_moon_band_hp/index.html
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