このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
2006年7月23日、西九条BRAND NEW で行われた Multiple-Jackのライブレポートをお送りします。 自分自身、見るのはこの日が確か4回目くらいだと思うので すが、 見る度に風格と威厳が増していっている気がします。 でも決して堅苦しくなく見えるのは、私が思うにメンバーの皆様のキャ ラクターでしょう。 見た目だけではなく、王道ハードロックをベースにした(・・・と思っております)演奏は、 決して勢いだ けではなく、説得力のある主張、テクニックを持ち合わせています。 Vocal...KAME 時には雄叫びのように。時には睨み付けるように低い声で歌うそのスタイルは、 まさに魂。ロックと言えども声を張り上げるだけで はなく、 曲の呼ぶ世界を的確に捉え伝えていく。 それはステージングにも反映され、時には熱さを表現し、時には恐ささえ感じ させる。 そして時よりステージ上で見せる笑顔は、音楽。ロックという自由への表現を やり切っている証拠ではないであろうか ・・・。 Guitar...いとうてつお ヘヴィメタル的アプローチを基本に、ソロプレイ等もクールなてつお氏のギターは、 決して自分本位なだけのプレイではなく、バン ドとしてのスタイルも考えつつ、 自分も主張するというバンドにとっては理想的なプレイヤーである。 そしてステージ上の彼を 見ているとギターそのものが本当に好きなんだ! というのがよく伝わってくる。 Bass...YANO どんな速い曲でも指で弾き切るスタイルは まさにブリティッシュヘヴィメタル仕込のべース。 そのテクニックの高さはギターとの高速ユニゾン等でも充分に発揮されており、 圧巻ではあるが、ボトムを支えるというベース本来 のプレイの時には どっしりとしたベースも聞かせてくれる。 彼はまたボーカルとしても中々のハイトーンの持ち主である Drum...ミキマサヤ バンドの土台を支えるミキマサヤ氏のドラムスタイルは、 最初に見た時から「芯のあるドラム」という印象がありました。 ただ重いというだけではなく、固めの音質で大きなノリを出しており、 バンドとしての音的なバランスを巧く捉えている。 プレイ的にはオーソドックスなスタイルをベースに、 各メンバーが安心して合わせる事が出来る安定したプレイヤーである。 これぞロックショウだ! ハードロックファンにはたまらない、そして若い世代には勉強になるテクニックとステージ ングに、 これからもどんどん磨きがかかる事でしょう メンバーの皆様お疲れ様でした。 Multiple-Jack ホームページ
http://www.geocities.jp/multiple_jack/
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