このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください








 

迅 ライブレポート


2006年12月21日、心斎橋新神楽で行われた、

迅のライブレポートをお送りします。




迅と言えば「激しい楽曲とステージング」というのがウリではありますが、

メンバーそれぞれがプレイに対して凄く研究熱心であり、マニアックに楽しむ事も決して忘れていないのが、

ライブでのプレイにも表れており、ミュージシャンでもそうでなくても実に見ごたえのあるライブを見せてくれます。

勿論「ロックならでは」のノリも素晴らしく、見ている者の感覚を煽りまくってくれます。


ボーカルの裕君です

彼のボーカルスタイルは実に様々です。きちんと伝える事は伝える、

そして勢いまかせにするところは、とことん突き進む。

決してテクニック至上主義なだけではないのが、

その声から伺う事が出来てまさにボーカルとしては理想的なスタイルです。

激しい曲での独特のごっつい感は、噛みつかれるような、

そして差し迫る緊迫感があり、見ている者を興奮させてしまいます。

ギターの純也君です

こういう激しい楽曲が多い中、彼のギターは

ただ激しい曲をやるバンドの中にいそうなスタイルではありません。

プレイ面でも音的な面でも、どこかギターで遊ぶ感覚、

そしてテクニックや勢い的なノリ、それにどこかオイシイ部分も知っている

ツボを押さえたギタリストです。

しかし決してオーソドックスなプレイの良さも忘れていないのが、

ステージ上からも伝わってきます。

ミュージシャンとしては「合わせていると面白い!」と思わせてくれそうです。

ベースのTAICHI君です

ステージ上・下を縦横無尽に暴れまくる激しいべーシストですが、

そのベースプレイも圧巻です。

あれだけ低い位置にベースを構えながら、ピック弾き、指弾き、チョッパーと

様々なスタイルのベースをこなします。

しかし、難解なプレイでも決してテンションが落ちている様には見えず、

ノリがきちんと体に入っているように見えます。

そして更に圧巻は高速ダウンピッキング!ただでさえごっつい音が、

更にそうなってます!

ドラムのYU−KI君です

彼の叩く姿はまさに狂気的!それは高速プレイでもそうですが、

大きなノリのプレイの時も自身への投影がハンパじゃありません。

うねる2バス、狂喜乱舞のフィル等、

速い楽曲をするには申し分ないドラムですが、

8ビート等をプレイする時は、いわゆるスネア裏打ちのノリのままではなく、

きちんと8ビートのノリになっているのは、やはりプレイヤーとしてメリハリ、

曲の求める雰囲気を理解している証拠です。

Baby Rock’n’Roll!



ロックなノリが完全に入っている迅のライブは、噛み付かずにはいられません。

しかしプレイ的にどこかニヤッとさせてくれるバンドでもあると思います。

だから音楽をやっている人にとっても、やってない人にとっても、

見ごたえのあるライブ、聴きごたえのある楽曲であり、飽きる事がありません。

メンバーの皆様お疲れ様でした。


迅 ホームページ  http://12.xmbs.jp/zinworld/



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