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リオ・デ・ジャネイロ市(リオ・デ・ジャネイロ州)-02:路面電車・船・地下鉄・バス:ブラジル散策-02・2008年






リオ・デ・ジャネイロ市(リオ・デ・ジャネイロ州)-02(2008年 7月)



リオの観光名所を案内して行きましょう。乗物で楽しい観光をしましょう。ここでは安くて便利な庶民の足となっている交通機関を紹介します。観光用ではありませんが上手に利用しますと楽しく観光が出来ます。



04・路面電車(サンタテレザ方面)
以前リオには多くの市電が走っていたのだそうですが、現在は一路線が観光用を兼ねて走っているだけとなりました。丁度東京で荒川線を残しているのと同じ様な感じですね。セントロの駅はカリオカ地区、大聖堂の横、ブラジル石油(ペトロブラス)の横にあります。路地を入り突き当りにあります。案内も無いので少々分かり難い場所にあります。料金は片道60センターボス(約50円)と地下鉄・バスの1/5の料金です。行って戻りますと往復の料金が必要となります。車両は非常に古く、メンテナンスだけでも大変であると思います。席の横には何も遮る物は無く出這入りは簡単です。言い換えれば非常に危険でもあります。

1872年に開業とありますので、もう130年も走っています。当初は緑に塗っていたのだそうですが、黄色に塗りかえられたそうです。以前は非常に汚い駅から出発していましたが、現在では観光用という事もあり、整備された清潔感のある駅になっています。お客の半数が観光客、半数が市民という割合でしょうか、聞いた話では座らずに横に掴まって乗ると無料だとか、今日の一人ずっと横に掴まっている人がいました。なお、話によりますと午後は混み合うので、観光で利用する場合には午前中に利用する方が良いとのアドバイスがありました。非常にゆっくりと走り小さいので何となく遊園地の電車という感じです。途中の景色も非常に良く、お勧めです。



(写真:案内所)



(写真:駅構内)



(写真:駅構内に停車中の電車-01)



(写真:駅構内に停車中の電車-02)



(写真:駅構内に停車中の電車-03)

運転手さんは特に制服もありません。駅構内でお客のようにしていた人でした。上の「駅構内」の写真では右の方に居ます。



(写真:運転手さん)



(写真:走っている電車)



(写真:電車同士のすれ違い)



(写真:電車の中の様子)



(写真:終点に到着)

さて、どのような景色を観る事が出来るのか紹介して行きましょう。電車は駅を出ると直ぐに有名なカリオカ水道橋の上の通過します。この水道橋は2段組みで42個のアーチ状橋桁からなる全長270m、高さ18mの古代ローマ式水道橋で1750年に建設されたのだそうだ。当初は市南部の丘陵地帯のカリオカ川から市街地中心部へ水を供給するためのものだったのそうですが、現在はこの路面電車の陸橋として使われています。電車は見た通りドアのような仕切りがありませんので、端に座ると落ちる危険があります。毎日使っている人は慣れていて平気ですが観光客は皆さんしがみついています。



(写真:カリオカ水道橋からの景色-01)



(写真:カリオカ水道橋からの景色-02)



(写真:途中の景観-01)



(写真:途中の景観-02)



(写真:途中の景観-03)



(写真:途中の景観-04:分岐の駅)



(写真:途中の景観-05)



(写真:途中の景観-06)



(写真:途中の景観-07)



05・船でグアラバラ湾を渡ろう(リオ-ニテロイ)
リオの中心街にあるプラサ15から対岸のニテロイ市までグアラバラ湾を渡る船があります。ニテロイまでは長い橋が架かっていますが、船で渡る方がずっと速く到着します。通勤・通学に利用する人は多く、朝夕は非常に混雑します。観光用の船もありますが、これですと20分おきに出ていますし、値段もバス並み、対岸まで15分、しばらくニテロイを見物して引き返せば良いでしょう。



(写真:船の発着地-リオ側・プラサ15-01)



(写真:船の発着地-リオ側・プラサ15-02:発券所)



(写真:船の発着地-リオ側・プラサ15-03:待合室)



(写真:船の発着地-リオ側・プラサ15-04:売店)



(写真:船の発着地-リオ側・プラサ15-02:発券所)



(写真:乗船状況)



(写真:出航)



(写真:リオ波止場)



(写真:ニテロイ波止場)



(写真:船の内部)



(写真:船の中の販売所)

船からはリオとニテロイの景色を見る事が出来ます。



(写真:船からの景色・リオ側-01)



(写真:船からの景色・リオ側-02)



(写真:船からの景色・ニテロイ側)



06・ニテロイ市
リオの対岸に位置するニテロイ市はリオが首都であった時代には現在のリオ州(当時はグアラバラ州)の州都でした。現在は橋も完成し、船でリオのセントロと15分という好立地の為人口が増加しています。ただ街の様子はリオとは多少異なり地方都市的な雰囲気があります。ニテロイの方が暮らし易いと考える人も多いようです。



(写真:ニテロイ市-01)



(写真:ニテロイ市-02)



(写真:ニテロイ市-03)



(写真:ニテロイ市-04)



(写真:ニテロイ市-05)



(写真:ニテロイ市-06)



(写真:ニテロイ市-07)



(写真:ニテロイ市-08)



(写真:ニテロイ市-09)



(写真:ニテロイ市-10)



(写真:ニテロイ市-11)



07・地下鉄
リオの地下鉄は2路線ありますが、観光客が利用するのは主にコパカバーナとセントロを結ぶ路線です。多くの観光客はコパカバーナに宿泊しますが、バス、タクシー等で移動すると時間帯によっては混雑がひどく時間がかかる事がありますが、地下鉄を利用すれば短時間で移動する事が可能です。コパカバーナ4キロの間に3つの駅があり、ボタフォゴ、フラメンゴを経てセントロまで簡単に行く事が出来ます。



(写真:コパカバーナ・カンタガロ駅:終着駅・入口-01)



(写真:コパカバーナ・カンタガロ駅:終着駅・入口-02)



(写真:切符売場-01)



(写真:切符売場-02)



(写真:改札口)



(写真:停車中の電車-01)



(写真:停車中の電車-02)



(写真:電車が発車-01)



(写真:電車が発車-02)



(写真:駅の様子)

電車は豪華とは言えませんが、綺麗で清潔感溢れています。



(写真:電車の中)

カンタガロ駅には大きなタイルでカンタガロの由来が説明されています。



(写真:カンタガロ駅のタイル-01)



(写真:カンタガロ駅の改札口)



(写真:カンタガロ駅の通路)



08・バス
コパカバーナより先に関しては接続のバスがコパカバーナの中央駅から出ています。こちらも表記は「メトロ」でバスの行先表示には「地上を走るメトロ」と書かれています。イパネマ・レブロン・ガベア・バーハ方面には便利です。



(写真:メトロバス)

一般のバスには3桁の番号が付いています。料金は2.1レアル、大体150円程度と安いとは言えません。



(写真:一般のバス)

バス停があり、そこで待ちます。多くの路線があり、どのバスに乗れば良いのか探すのが大変ですね。



(写真:バス停留所)



(写真:セントロを走るバス)

前乗りで中に入りますとグルグルと回る器械を通過しなければなりません。車掌にお金を払い通過します。



(写真:バスの中)

車掌は結構偉そうに腰掛けています。



(写真:偉そうな車掌)



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