このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

西武101系更新車



更新車について・・・

対象車は、昭和49年以降に製造の101系7・8次車(量産冷房車・6次車は一部を除き除外・7次車に未更新あり)

1:1191+191+192+1192
第1本目の更新車である。見分けの着く点では、前面にあった運転室のベンチレーターの撤去、車内の化粧板の2000Nタイプへの交換、シートモケットの赤色のものへの交換。側面の扉は当初はそのままだったがその後701系の廃車発生品である金具押さえのものに交換された。

2:1193+193+194+1194
1191Fとの変更点は、側面扉の金具+ゴムの窓ガラス支持に変更されたことである。また、シートはバケットタイプ(某鉄道誌による表現)

3:1195+195+196+1196
この編成よりコンプレッサーが廃車発生のHB2000へと交換されている。なお、後期冷改車はそのときに交換されていた。この編成はすでに塗装変更されています。

4:1197+197+198+1198
5:1199+199+200+1200
6:1201+201+202+101-201+101-202+1202
7:1209+209+210+101-209+101-210+1210
いわゆる、標準タイプである。車間の扉も金具+ゴムのものとなった。

8:1211+211+212+101-211+101-212+1212
9:1213+213+214+101-213+101-214+1214
10:1215+215+216+101-215+101-216+1216
このグループは廃車発生品の使用を考慮している。側面の扉は発生品に、車間はHゴムのままにと変更された。なお、101-214は更新前に事故により大きく損傷したため、廃車予定であった101-26(6次車)と振り変えられている。

11:1217+217+218+1218
12:1219+219+220+1220
13:1221+221+222+1222
14:1223+223+224+1224
15:1225+225+226+1226
8〜10とまったく同じスタイルであった。1225F以外の4本はSIVを装備している。更新後暫くしてから、多摩川線の101系置き換えに際してこのグループが選ばれた。詳しくは 多摩川線使用車 へ行ってください。なお、これらの編成は、長らく池袋線で使われていたが、多摩川線仕様化で新宿線との兼用となった。検査で戻ってきたときは、主に4両で支線運用についているようだ。(回送しか見たことがないのだ)検査期を迎え塗装変更が進んでいるようです。(見る機会がないので出来れば情報を下さい!)

ちょっとだけイレギュラー(番号順)・・・


0:後期冷房改造車(詳しくは編成表)
化粧板交換(黄色部分と灰色部分が濃い黄色)、及びCPのHB2000化。見分けはすぐつく。

1:1123+123+124+101-23+101-24+1124
側面の扉が金具押さえに。室内は原形。廃車後、運転室の扉が1789Fに転用されたらしい。

2:1129+129+130+101-29+101-30+1130
側面の扉が金具押さえになり、前面のベンチレーターが埋められた。室内は原形だが、化粧板の黄色の部分は濃かったことから試作的な更新をしたことが分かる(1183Fも同じ)。平成8年の夏に廃車となった。

3:1157+157+158+1158
後期冷改車である。ただし、椅子がモケット交換で赤である。(バケット化はされていない)黄色の化粧板とのバランスが悪く、他編成には普及しなかった。この編成は新宿線に7年4月に転属したがその年の秋には池袋線に戻った。

4:1175+175+176+1176
5:1177+177+178+1178
分散クーラーを装備した試作冷房車のうち、4000系への機器放出を免れて量産冷房化された。(実際はそれより速く改造されたが)ベンチレーターが押し込み型で、クーラー跡が上から見てわかるほか、CPがAK3×2のままであるほかは後期冷改車と変わらない。また、パンタを持つ電動車(奇数)は当初より集中クーラーでベンチレーターがなかったが、やはり取り付けられて室内も扇風機がなくなって形態はそろった。1177Fは廃車された。

6:1183+183+184+1184
やはり側面の扉が金具押さえである。他の5次車が廃車になった後の全検で交換された。現在現役最後の初期冷房改造車であるが更新車の試作改造を行っていたため、原色の内装の一部が張り替えられている。。8年9月の要検で101系初の黄色1色塗装になっている。1129Fが廃車されて、最後の初期冷改車となる。

7:1203+203+204+101-203+101-204+1204
更新を受けていない量産冷房車。側面扉がなぜか金具+ゴム支持となっている。他は手が加わっていないが、新宿線の黄色1色塗装車の1本目となったが現在は1207Fと交代で池袋線で活躍した(訂正済み)。

8:1205+205+206+101-205+101-206+1206
9:1207+207+208+101-207+101-208+1208
同じく未更新の量産冷房車。こちらのほうは側面扉が金具押さえとなってる。あとは変わらないが、両編成とも塗装変更された。(1207Fの塗装変更で量産冷房車で未更新車の旧塗装車は消滅した)1203F〜1207Fは未更新のまま廃車となった(訂正済み)


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