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新着情報:西武鉄道車両編

97/11/04更新

過去の新着情報


10/28版と各形式の項を更新しました。


1  6000系
 最近は大きな動きはない。しかし現在までに1回目の入場を済ませた編成は6112Fまでであるが最近の入場車には「武蔵丘」の方向幕が追加されている。(6112Fは元新宿線配置車でATCは非装備。まだ取り付けられていないかどうかは出場後に未確認です。)(アルミ車は始めから装備)
 さて、来年春に、いよいよ池袋線と有楽町線の本格乗り入れが始まるので、これからはそれに向けた準備が行われることとなります。現在配置は池袋線に16本(うちアルミ車5本、地下鉄乗り入れ可能車はステンレス車のうちの4本)、新宿線に6本ですが、平成9年度はさらにアルミ車が2本増備されます。おそらくATCが初めから取り付けられてくるでしょう。また、従来の編成にも取り付けられます。

2 9000系
 3月末に暫定4両になっていた9106Fは、8月11日に増結の中間車が完成し、8/13には本線運用を開始した。またまた池袋線に残留している。この結果現在新宿線には9101F〜9104Fの4本、池袋線には9105F、9106Fの2本の配置です。平成9年度の予定としてはあと10両1本だそうです。年度末には9107Fが完成し、7本となります。今年の末には暫定4両が狭山線で動いているのでは? ところで、池袋線の編成はのちのち新宿線へ転属するのでしょうか?

3  701系列
 もと1781Fは三岐鉄道に譲渡され、また総武流山電鉄に譲渡する予定の1809Fは長らく上石神井に留置されていましたが7月上旬に101系ワンマン車に牽引され所沢工場に入場し、これによって本線上から完全に姿を消しました。既に総武流山電鉄に譲渡され、同鉄道の旧501系(2代目)の編成1本を置き換えました。ところで、種車のなくなった今、総武流山電鉄では残りの旧性能かつ非冷房車をどのようにして置き換えて行くのでしょうか。

4  101系
 着々と1色塗装化は進んでいます。9月の段階では後期冷房改造車に塗装変更車は出ていませんでしたが、10月8日に1153F(4両)が、また10月27日には1159F(4両)黄色一色になって要部検査出場。とりあえずあと約3年残りそうです。(1159Fの情報はK氏の報告)
 3次車1159F×4が新宿線から池袋線へと転属した結果としては最古参であった最後の1次車の1117F×4が廃車されました。その後、2次車のうち、1133F、1137F、1139Fなども廃車された。(1135Fは新宿線に1159Fと入れ替えで行って最後の活躍中?)この結果最古参は2次車1131Fとなった。最後の2次車であるが、全検切れは近い。また3次車の1149F10/28現在活動中であるが前回の要検がH6年7月21日、全検もH3年9月であり、他の平成7年の前回検査を迎えた車両が検査を行っている今、検査切れによってまもなく廃車の公算が高い。
 ところで101系の独占している豊島線であるが、練馬の高架化の関係で8/2より本線接続をたたれ車両が閉じ込められている。通常は1本だが長期になるため2本送り込まれている。3次車の1155F×4と8次車1211F×6である。夏休みの間は利用客が多いことから、もっぱら後者が使われていた。最近では平日に1155F、奴休日が1211Fとなっている。これはダイヤ改正まで続く見込み。1155Fは比較的前回検査が前であり(7年3月ごろ)、あまり車体の状態がよいとは言えない。
 また、池袋線(出場時)の6両編成のうち1207Fの塗装変更が行われた結果、未更新車(初期冷房改造車の1183F、及び量産冷房車の1203F、1205F、1207F)の旧塗装車は消滅した。
 ところで、101系の1203F(6両編成)が9/18(金)より池袋線に転属。ところが、9/21(月)には1207F(6両編成)が池袋線から新宿線に転属。それぞれわざわざ性能の改造を行っているわけで、何故交換したかは不明。このほか新宿線には低運転台車は更新車1201F、1213F、1215Fと更新かつ多摩川線対応の4両編成1本の低運転台が残っている。
 さて、現役の編成の注目点は、最後の2次車1131F(最古参)、4次車は1175F(試作冷房車の量産冷房化)、5次車は1183F(現存唯一の初期冷房改造車)となってしまい、1次車、6次車(1次車組み込みの量産冷房車である中間車)は全車廃車されてしまいました(実際には101-26が事故廃車の101-214に改番されていて残っているらしいが)。
 新101系では、秩父鉄道乗り入れ車と2両編成は、行き先方向幕に秩父鉄道線用のものが入っていたために白幕のまま残っていましたが、ついに行き先幕の交換が開始されました。すでに秩父鉄道乗り入れ車(4+4両)は全編成が交換済みとなりました。原形を撮影するチャンスも残りわずかです。  ところで、新宿線の101系は701系列の存在がなくなると性能改造の意味がなくなるのでその復帰改造がどうなるのかも興味深い点だと思われますがまったく行われていません。

5 3000系
 ここ暫くは、3009F(池袋線)の塗装変更以後、動きがなかったのですが、3001F(池袋線)が検査入場してしまい、塗装変更を受けてしまいました。おそらくこれに続いて3017F(新宿線)も入場するものと思われ、旧塗装車の数もいよいよ減り出します。
6  2000系
 最近まったく情報のなかった新2000系ですが、奇形(?)が登場! 池袋線の2083F及び2087F、さらに2075Fも(8連)が更新2000系の2005Fと同様にM1、M3車は完全に、M2車は本体のみ、パンタグラフがそれぞれ1つ撤去されていました。(先ほど更新出場した旧2000系2005Fと同様の工事)このことから、8両の2000系すべてについて撤去が行われる可能性が高まりました。しかし、VVVF車組み込みの2097Fは10月中旬に撤去を行わずに出場しました。今後の入場車が楽しみである。特に2189にシングルアームパンタ搭載の2089Fなどどうなるのでしょうか。蛇足であるが、前回の検査入場が6年6月という編成(2073F)というのも存在している。いつになったら入場するのだろうか?
 余談だが、今年度の鉄道の日(10/12)には、営業列車としては2回目の西武秩父入線を果たした。詳しくは 鉄道の日 を注目。

特別編 営団有楽町線用車
 ここに書いた理由は、来年3月からの乗り入れのことだからです。いよいよ西武ATSの取り付けが開始されました。先頭車のアンテナが2本になったことで確認できます。いまのところ7104F、7106F、7109F、7113F、7121F、7134Fなどを確認済み。ところで乗り入れ区間はまだ未定なのだが、7106F(LED)にある西武線内の方向幕内容を参考までに書き表そう。『練馬、石神井公園、保谷、清瀬、所沢、小手指、飯能、武蔵丘、西武球場前』後ろの2つは使用するのかいささか疑問。しかし丘陵地帯の単線を走る営団車とはまた興味深い。なお、対象となっているのは今のところ1〜2次車(7120Fまで)は更新車に限っている模様のほか、07系に至ってはまだ取り付けられている車両はないようである。

今回のここまでの記事は副産物A担当です。


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