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黒崎・折尾周辺の系統には、行き先番号部分がブルーカラーの系統が活躍しています。
この編では、小嶺・香月・八幡営業所の、八幡西区の系統を中心にお届けします。
香月快速線 | ||
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小倉都心と小嶺・香月地区を都市高速経由で結ぶ香月快速です。 デビュー時しばらくはトップドア車で終日運行を行っていたのですが、いつしか路線車運用となり、運行時間帯も朝夕に限られるようになりました。
(左)スタンダートな幕です。馬場山止めが残っていた時代の幕です。・・流石に小嶺止めはありませんでした・・。 (中)左でご紹介した物の、後幕です。なぜか、馬場山のコマにはバーコードが着いていません。 (右)砂津行きが「チャチャタウン」表記となった、比較的新しい幕です。・・この前幕、B高に付けてみたいです。
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23番 鳴水線 | ||
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| 黒崎と小嶺を結ぶ23番。 幸神〜黒崎間は、国道200号線よりも東側の鳴水地区を経由します。
末期は細々と運行していましたが、2008年以降のいつの間にか廃止になっていました。 |
51番・57番 竹末〜小島線 | ||
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| 以前は、黒崎駅の南北双方向に運行されていた57番(51番含む)。現在は黒崎駅から南側、竹末・小嶺・香月方面へ運行される路線へ変貌を遂げました。
まずは黒崎駅の北側、北九州市営バスのエリアまで西鉄バスが運行していた当時の幕からご紹介します。 2008年以降に、気が付くと廃止されていました(泣)
(左)JR線の北側、三菱化学西門経由で小島地区まで運行していた57番です。この地区で最北は、二島駅まで51番が運行されていました。 (右)基本は小島地区から本城方面へ回るループ運行でしたが、一部に本城回りの柳原止めも存在したようです。 |
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| 小島方面から、黒崎以南へ向かう幕達です。
(左)小島方面からの便は、八幡西区役所止めや穴生(八幡営業所)行きがありました。 ・・それ以前に、香月方面まで走っていたと聞いていますが、残念ながら幕に当たりませんでした。
黒崎駅(井筒屋)の表記も懐かしいです。
(右)後幕です。前幕に比べると、シンプルですね。 |
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| 後幕が手動だった頃の幕です。 複雑な路線の後幕は、このように棒線や矢印で繋げて表記されることがありますが、特にこの57番は複雑怪奇です。
(左)51番の幕、穴生・竹末周辺から二島まで直通運行していた様子が良く分かります。
(右)57番のナナメ矢印・・、初めて目にしました。 矢印が「化成西門」の左右にある矢印、通常であれば、時計回りに統一するところを、それぞれ反対方向を向いています。双方向で使うことを意識してわざと表記されているのでしょうか?
中央二丁目〜黒崎間の52番??どなたかご教授下さい。 |
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| 57番の複雑さを本領発揮する幕達です。
(左)本城先回りか化成西門先回りかで、しっかり作り分けられています。よく見ないと、乗り間違えそうですね。
(右)柳原発着の幕です。
・・その後黒崎駅以北は50番・51番・52番として再編され、 一方の57番は黒崎駅以南を延伸され、現在に至ります。 |
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| 再編後の57番の幕です。 若葉一丁目以遠が延伸され、永犬丸経由で小嶺・香月方面へと運行されるようになりました。
(左)若葉一丁目以遠の便には、青抜きの「北筑高校」がもれなく付いてくるようです。
(右)全便が黒崎止めとなりました。 最近では若葉一丁目の折り返し場も廃止され、以前とは路線の役割が変わっています。 |
80番 本城西団地線 | ||
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| 黒崎駅周辺から北西部の本城西団地へ向かう80番。 黒崎駅以南では、八幡西区役所の他に、穴生方面まで運行する便もありました。 (現在は、82番直通のみで、とてもスッキリとしているようですが・・。)
(左)市営バスとの共通定期乗車券取扱車の表示が目立つ、ノーマルな幕です。括弧に上下二段書きまで詰め込んだ、穴生(八幡)営業所行きの表記はなかなか複雑です。
(右)左のものの後幕です。 |
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| (左)手動の後幕です。 北九州ハイツに、スペースワールド。以前の行き先はなかなかバリエーションに富んでいたようです。
(右)経由地表記が「陣の原踏切」とわざわざ追記した80番の幕に、ナゾの80-1番。この幕を見て存在を初めて知りました。
81番と同じく化成西門経由。3号線のショートカット用なんでしょうか?? |
81番 本城西団地線 | ||
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| 80番の兄弟分だった81番。 3号線を通る80番に対し、JR線路北側の三菱化学経由です。比較的最近だと思うのですが、いつの間にか廃止。黒崎駅より西側の西鉄路線は、随分シンプルになりました。
(左)81番は共通乗車券取扱系統ではないため、余ったスペースにローマ字表記がなされています。
(右)千代ヶ崎止めもあったのですね!
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82番 荻 原 線 | ||
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| ・・運行区間は比較的短距離ながら、実のところ、北九州地区で一番よく分かっていない系統です。 黒崎駅から南側の萩原・引野地区のループ系統です。
(左)全て黒崎駅発着のループではなく、途中の竹末止めや、ループ後の穴生(八幡)営業所行きがあったようです。
(右)勉強不足で、「引野口方面」と「引野方面」の違いが分かりません。一番下のコマは、黒崎から先、3号線経由で穴生営業所に入庫するのでしょうか?? |
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(左)上でご紹介したものの、後幕です。「止」の字は前幕と異なり赤色です。 (中)こちらも上でご紹介した物の後幕です。黒崎があまり目立ちません。 (右)手動幕の矢印幕です。ここでもナナメ幕。相生町と引野口の間は、わざわざナナメ矢印が2本!経路が異なることを示したかったのでしょうか。
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84番 築地町線(荻原線) | ||
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| 黒崎駅から洞海湾沿いに北方向の工場地帯へ向かう84番。 朝夕のみの運行となります。
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53番 馬場山線 | ||
黒崎から国道200号線を南に下り、小嶺・馬場山・香月地区へ向かう53番です。 この地域では最もメジャーと言える系統です。
(左)黒崎行きが青幕、郊外行きは白地に青字の間表記となります。
(右)一日わずかな本数が運行されていた楠橋経由です。 現在では廃止されています。 | ||
北九州市の南端、直方市に隣接する星ヶ丘団地まで運行されます。 153番の廃止後は、53番が星ヶ丘団地まで運行されています。 また星ヶ丘団地の隣にイオン直方ショッピングセンターが開店した際に、一バス停だけ延伸され、構内に乗り入れるようになりました。
通常は(右)のように、この部分だけ切り接がれているのですが、比較的最近作られた幕では、キレイに1本物で印刷されています。 | ||
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| 交換にてお譲り頂いた幕です(ありがとうございます)。
53快速が運行されていた当時の年代の幕です。
(左)年金病院が現在の場所に移転する前のものです。 (右)わずかな本数が運行されていた楠橋経由の53番。筑鉄の楠橋駅とは結構な距離が離れていますが、区間廃止されてしましました。 |
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色分け前のため、基本の行先番号カラーは黒となっています。
2000年以前の八幡西区の黒崎以遠はほとんど足を踏み入れたこともなく、 皆様から教えて頂いたことや、貸して頂いた資料が便りです・・。 | |
70番 香月線・大谷線 | ||
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| 国道200号線の旧道を経由し、以前は黒崎と直方を結んでいた70番。 区間短縮で、2000年代に黒崎〜香月に区間短縮され、まもなく廃止されてしまいました。
(左)黒崎〜直方の香月経由の直通便に、黒崎〜香月の区間便が残る幕です。直方付近は、並行する急行系統と異なり、木屋瀬経由でした。
(右)黒崎〜香月の区間運行になった後、70番末期の幕です。 |
| (左)黒崎〜直方間の直通便で、馬場山緑経由のものです。
(右)直方〜香月営業所間の区間便用の幕です。 | |
72番 馬場山線 | ||
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西鉄バス辺境の地として有名だった、畑観音へ向かう路線です。長らく、朝の1往復だけが運行されていましたが、2010年春に廃止されました。 黒崎行きの表記にバリエーションがあったようです。また、古めの幕には香月営業所→畑観音の区間便用のコマも装備されていたようです。
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75番 太 平 線 | ||
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| 黒崎と香月周辺を結ぶ路線の一つです。 引野口からは、国道200号線より西側の経路を辿ります。 黒崎地区では、馬場山線などと共通のループ運行となります。 |
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交換にてお譲り頂いた幕です(ありがとうございます)。
現在では76番となった下上津役・太平経由も75番を名乗っていたころの幕です。 北九州地区で、この当時の青色は支線系統を意味するそうです。
黒崎井筒屋の表記も懐かしいコマです。 | |
76番 太 平 線 | ||
黒崎と香月を結ぶ、75番の兄弟分です。 上津役地区より国道200号線を西側に入り、75番と同じ経路を辿ります。 比較的最近の系統です。
また厚生年金病院が移転したことに伴い、厚生年金病院経由の新系統も誕生しています。 | ||
153番 馬場山(都市高速)線 | ||
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| 比較的短期の運行で終了した、53番の都市高速経由。 都市高利用区間は、黒崎IC〜小嶺IC間です。 日中でも30分に1本程度走っていたように記憶していますが、果たして速達効果はいかほどだったのでしょうか?
現在は廃止されています。 |
53快速 馬場山線 | ||
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| 交換にてお譲り頂いた幕です(ありがとうございます)。
53番馬場山線の快速便です。 1995年・1996年には運行を確認していますが、いつごろ廃止になったものでしょうか?(10年以上は経過しているかと思いますが・・)
当時では珍しい全面色幕。行先番号や種別の配置など、後の90急行の色幕のルーツを感じ取れます。 ・・何よりもローマ字標記だけなぜ白色? 目立つ幕です。 |
そ の 他 | ||
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| 香月・小嶺営業所の臨時用幕です。
(左)特徴的「香(藤まつり)月」。 藤まつり臨時便用に使われていた幕のようです。
(右)同じ藤まつり臨時用でも、「藤の吉祥寺」と表示する幕もあったようです。 制作時期の違いなんでしょうか・・?? |
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| (左)黒崎行きにも幾つか表記のバリエーションがあるようです。
(右)北九州地区お馴染みの臨時幕シリーズです。 |
直方や遠賀地域にも近い、北九州ブルー編。
正直、知識不足でもあり、皆様からご教授いただきながらの幕の解読となりました。
この場を借りて御礼申し上げます。
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